5日の株式相場見通し=反落、米株安受け利益確定売り誘発
5日の東京株式市場は主力株をはじめ広範囲に売り優勢の地合いとなり、日経平均株価は4日ぶりに反落となりそうだ。前日の欧州株市場では、独DAX指数は高かったものの、その他主要国の株価指数は軒並み軟調だった。また、米国株市場でもNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに利益確定の売りが表面化しマイナス圏で引けている。2月の米雇用動態調査で求人件数の減少が想定を上回り、米景気の先行きに対する警戒感が重荷となった。NYダウは直近大きく水準を切り上げていたこともあり、一時300ドルを超える下げとなる場面もあったが、その後は押し目買いで下げ渋っている。東京市場も米国株市場の地合い悪を引き継いで、目先利食い圧力が顕在化しそうだ。今週末に米雇用統計発表を控え、押し目に積極的に買い向かう動きも限定的となることが予想される。外国為替市場でドル安・円高に振れていることも輸出セクター中心に逆風となり、2万8000円台大台攻防となる可能性がある。
4日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比198ドル77セント安の3万3402ドル38セントと5日ぶり反落。ナスダック総合株価指数は同63.126ポイント安の1万2126.327だった。
日程面では、きょうは4月の日銀当座預金増減見込みなど。海外ではニュージーランド中銀、ポーランド中銀の政策金利発表、3月のADP全米雇用リポート、3月の米ISM非製造業景況感指数、2月の貿易収支など。
出所:MINKABU PRESS
4日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比198ドル77セント安の3万3402ドル38セントと5日ぶり反落。ナスダック総合株価指数は同63.126ポイント安の1万2126.327だった。
日程面では、きょうは4月の日銀当座預金増減見込みなど。海外ではニュージーランド中銀、ポーランド中銀の政策金利発表、3月のADP全米雇用リポート、3月の米ISM非製造業景況感指数、2月の貿易収支など。
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