東京為替：ドル・円はしっかり、午後は堅調地合いに

4日の東京市場でドル・円はしっかり。米引き締め継続期待の後退でドル売りが先行し、朝方に132円17銭まで値を下げる場面もあった。ただ、仲値にかけてドル買いが強まり上昇基調に転じた。また、クロス円に連れ高し午後は132円98銭まで切り返した。

・ユーロ・円は144円17銭から144円95銭まで上昇。
・ユーロ・ドルは1.0885ドルから1.0937ドルまで値を上げた。

・17時時点：ドル・円132円60-70銭、ユーロ・円144円80-90銭
・日経平均株価：始値28,213.93円、高値28,287.42円、安値28,139.12円、終値28,287.42円（前日比99.27円高）

【金融政策】
・豪準備銀行：政策金利を3.60％に据え置き

【要人発言】
・豪準備銀行（声明）
「さらなる追加利上げが必要かもしれない」
「これまでの利上げの効果を見極めるため、据え置きを決定」
「インフレ抑制に向け断固たる措置を取り続ける」
「国内のインフレはピークを打ち、今後鈍化していく」

【経済指標】
・日・3月マネタリーベース：前年比-1.0％（2月：-1.6％）
・独・2月貿易収支：+160億ユーロ（予想：+170億ユーロ、1月：+160億ユーロ）

《TY》

　提供：フィスコ