貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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5401 日本製鉄

東証P
3,318.0円
前日比
+14.0
+0.42%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
10.2 0.64 4.82 32.66
時価総額 31,569億円
比較される銘柄
JFE, 
神戸鋼, 
大同特鋼

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個人投資家hina:「日本製鉄など低PBR銘柄を見直す動き」【FISCOソーシャルレポーター】


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「hina」氏(ブログ:hinaの株ブログ」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2023年3月7日15時に執筆

『hinaの株ブログ』を執筆しておりますhinaと申します。ニッポン放送の人気番組【飯田浩司のOK!Cozy up!週末増刊号】にレギュラー出演中。Yahoo!特設掲示板にて、「ピストン西沢とhinaの投資部屋」を運営中。CAMPFIREコミュニティにて投資情報配信サロン「hinaの株プレミアム」を開設、市場営業日には毎日メルマガを配信しています。株の入門書『超ど素人が極める株』は翔泳社から出版。増刷中です。


・日本市場
日経平均は28000円を超えてからも強めの動きが続いています。相変わらずどうしてこんなに強くなっているのか説明のしにくい動きです。色々なメディアの市況概況を見たとき「先物が強くて」などと書かれているときは、理由がつけにくい時だと思って良いと思います。その先物はどうして強いの?という日本株の強いそもそもの理由を付けることができないときにこのような説明になることが多くなります。

・低PBR銘柄を見直す動き
本日の特徴的な動きとしては、日本製鉄<5401>やメガバンクなどのようなバリュー株群が上昇しています。それに対して、東エレク<8035>のようなハイテクグロース株群が弱かったという面があると思います。

最近、PBR(株価純資産倍率)の低い銘柄群の見直し買い、とでも呼べるような動きが起きています。これは今年の一月に東証が「継続的にPBRが1倍を割れている会社には、改善に向けた方針や具体的な取り組み、その進捗状況などを開示することを強く要請する」という取り組みを発表したことに端を発します。

低PBRに沈んでいる銘柄群はこの事態を改善すべく、自社株買いなどPBRを引き上げるような施策に本格的に取り組んでいくであろうという思惑があります。バリュー銘柄といわれる、日本の低PBR銘柄群の物色が続いています。日本製鉄<5401>は2015年来の高値まで買われてきています。

三井住友FG<8316>は2008年来となる高値まで買われてきています。銀行株は金利上昇の期待などもありましたが、現時点での三井住友FG<8316>のPBRは0.67倍と解散価値である1倍を下回る状態となっています。そういう意味では今一段の上昇余地は残されている、とも言えそうです。指数全体強めの相場が続いています。昨年11月24日に付けた高値28502円を取り直すことができれば、さらに強めに推移することもありそうかなと思いますが。今日の高値からは今のところあと100円ちょっとのところまで来ました。バリュー株物色の流れが続いていくようなら、直近高値の28502円を超えるような相場も?という目線で見ていきたいと思います。

執筆者名:hina
ブログ名:hinaの株ブログ

《TY》

 提供:フィスコ

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