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欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米FRB議長が想定内の発言ならドル買いは限定的


7日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想したい。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言で、引き締め長期化の方針が示される見通し。ただ、従来と変わらない発言内容なら、ドル買いは限定的となりそうだ。

前日の取引で欧州中銀(ECB)当局者の利上げ継続に前向きな発言を受け、ユーロ・ドルは1.07ドルに接近。一方、米製造業新規受注は想定ほど悪化せず、ドル・円は米10年債利回りの上昇で136円付近を維持した。本日アジア市場で米金利は上げ渋り、ユーロ・ドルは下げづらい。また、日経平均株価が安寄り後に堅調地合いとなり、日本株高を好感した円売りも目立つ。ただ、ドル・円は136円付近の売りに押され、失速した。

この後の海外市場はFRB議長の議会証言が焦点。足元の堅調な米経済指標からインフレ鎮静化の見方が後退するなか、当局者の見解は強弱分かれる。今月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)は0.25%の利上げがメーンシナリオだが、0.50%の観測も徐々に広がる。パウエル議長はこれまで「データ次第」と述べており、よりタカ派的な発言も期待される。ただ、従来方針の繰り返しなら米金利は抑制され、ドル買いは小幅にとどまるとみる。

【今日の欧米市場の予定】
・18:30 南ア・10-12月期GDP(前年比予想:+2.2%、7-9月期:+4.1%)
・24:00 パウエル米FRB議長半期議会証言(上院銀行委員会)
・03:00 米財務省・3年債入札
・05:00 米・1月消費者信用残高(予想:+250.00億ドル、12月:+115.65億ドル)

《CS》

 提供:フィスコ

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