大阪金概況:下落、米長期金利の上昇映すも下値の堅い展開
大阪取引所金標準先物 24年2月限・日中取引終値:8055円(前日日中取引終値↓15円)
・推移レンジ:高値8066円-安値8040円
7日の大阪取引所金標準先物(期先:24年2月限)は下落した。昨日の海外市場で米長期金利が上昇したことから、金利のつかない資産である金の投資魅力が低下するとの見方が広がり、金先物は売りが先行した。一方、日本時間の明日午前0時に予定されている米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の議会証言で、インフレ抑制が進んでいないことが強調されるとの思惑があり、インフレヘッジの金需要が膨らむとの見方もあった。こうした動きや心理を映し、今日の金先物は売りが優勢ながら、朝方に安値をつけた後は下値の堅い展開となった。
《SK》
提供:フィスコ