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欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、米金利失速もFRB議長の発言に期待


6日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。米金利の低下を受け、積極的なドル買いは入りづらい。ただ、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長による明日の議会証言でタカ派的な発言が期待され、ドル売りは後退しそうだ。

前週末に発表された米ISM非製造業景況指数(総合)のうち価格指数は高水準を維持するものの、伸びの鈍化は鮮明。また、アトランタ連銀総裁による引き締め加速に慎重な見解が改めて材料視され、米10年債利回りは節目の4%を割り込んだ。それを受けたドル売りでユーロ・ドルは1.0640ドル付近に浮上し、ドル・円は135円70銭台に下落。週明けアジア市場もその流れが続き、ドルは135円前半に下げる場面もあった。

この後の海外市場では、引き続き米金利が手がかり。前週に騰勢を強めた長期金利は低下に転じ、足元はドル売りに振れやすい。一方、今月の米連邦公開市場委員会(FOMC)に向け当局者の見解は強弱分かれ、ドルへの売り買いは交錯。そうしたなかパウエルFRB議長は明日の議会証言に臨み、インフレ高止まりの抑制するため引き締め長期化の方針を示すとみられ、ドルは売りづらい。日銀の緩和維持の観測も、ドルを支える要因となろう。

【今日の欧米市場の予定】
・18:30 英・2月建設業PMI(1月:48.4)
・19:00 ユーロ圏・1月小売売上高(前月比予想:+1.3%、12月:-2.7%)
・24:00 米・1月製造業受注(前月比予想:-1.5%、12月:+1.8%)
・24:00 米・1月耐久財受注改定値(速報値:前月比-4.5%)

《CS》

 提供:フィスコ

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