大阪金概況:上昇、米長期金利の低下映すも上値の重い展開
大阪取引所金標準先物 24年2月限・日中取引終値:8070円(前日日中取引終値↑17円)
・推移レンジ:高値8078円-安値8055円
6日の大阪取引所金標準先物(期先:24年2月限)は上昇した。先週末の海外市場で米長期金利が低下したことを受け、金利のつかない資産である金の投資魅力が増すとの見方から、金は買われやすくなった。一方、外為市場で一時1ドル=135円30銭台と、先週末3日15時頃に比べ1円30銭ほど円高・ドル安に振れたことから、円建てで取引される金先物の割高感が意識され、こうした動きや心理を映し、今日の金先物は買いが優勢ながら、朝方に高値をつけた後は上値の重い展開となった。
《SK》
提供:フィスコ