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前場に注目すべき3つのポイント~買い一巡後にこう着感が強まる局面においては、押し目狙いのスタンス~


6日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。


■株式見通し:買い一巡後にこう着感が強まる局面においては、押し目狙いのスタンス
■アインHD、3Q営業利益 14.4%増、通期下方修正
■前場の注目材料:いすゞ、トラック生産設備を一新、藤沢工場に520億円投資


■買い一巡後にこう着感が強まる局面においては、押し目狙いのスタンス

6日の日本株市場は、ギャップスタートから買い優勢の相場展開が見込まれそうだ。3日の米国市場はNYダウが387ドル高だった。2月のISM非製造業景況指数が予想を上回り、成長見通しの改善も手伝い続伸した。さらに、金利低下がハイテクの買戻しにもつながり、相場を支援。終盤にかけて上げ幅を拡大し終了した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比305円高の28205円。円相場は1ドル135円90銭台で推移している。

シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まろう。日経225先物はナイトセッションで28000円を突破し、一時28230円まで買われ、昨年12月14日の戻り高値28260円に迫っている。ダブルトップのほか、急ピッチの上昇に対する過熱感が警戒されやすく、買い一巡後は次第にこう着感が強まる可能性はあるだろう。ただし、先週末に足もとで続いていたレンジを明確に上放れ、ナイトセッションで一段高となったことから、ヘッジに伴う買いを促すことになりそうだ。そのため、買い一巡後にこう着感が強まる局面においては、押し目狙いのスタンスに向かわせよう。

また、米長期金利は3.9%台後半に低下したほか、円相場は1ドル135円後半と円安が一服していることから、指数インパクトの大きい値がさ株への見直す動きが意識されそうだ。米国においても大型テックやハイテク株が買われており、東エレク<8035>やアドバンテスト<6857>などの動向が注目され、日経平均をけん引する展開が見込まれる。

なお、日経平均株価の構成銘柄の定期見直しで、オリエンタルランド<4661>、ルネサスエレクトロニクス<6723>、JAL<9201>が新規に採用された。一方、東洋紡<3101>、日本軽金属HD<5703>、東邦亜鉛<5707>が除外となった。概ね予想されていた結果だったが、新規採用銘柄へはパッシブファンドの買いを見込んだ思惑的な動きをみせてくる可能性はありそうだ。その他は、日経平均の強い値動きによってセンチメント改善につながるため、個人主体による中小型株物色が活発化しよう。


■アインHD、3Q営業利益 14.4%増、通期下方修正

アインHD<9627>が発表した2023年4月期第3四半期業績は、売上高が前年同期比12.5%増の2639.06億円、営業利益は同14.4%増の116.85億円だった。同時に2023年4月期業績予想の修正を発表。売上高は3630億円から3580億円、営業利益を200.0億円から171.8億円に下方修正した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で受診控えが広がり、処方箋の受付枚数が想定通りに回復しなかった。


■前場の注目材料

・日経平均は上昇(27927.47、+428.60)
・NYダウは上昇(33390.97、+387.40)
・ナスダック総合指数は上昇(11689.01、+226.02)
・シカゴ日経先物は上昇(28205、大阪比+305)
・SOX指数は上昇(3028.34、+44.22)
・VIX指数は低下(18.49、-1.10)
・米原油先物は上昇(79.68、+1.52)
・米長期金利は低下
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を継続
・コロナ後の人流再開


・いすゞ<7202>トラック生産設備を一新、藤沢工場に520億円投資
・丸紅<8002>明治子会社を買収、菓子事業成長目指す
・ルネサス<6723>印タタと協業、半導体設計・ソフト開発拠点を開設
・AGC<5201>PTFE再生材を試作提供、ヒデ・カスガと連携
・富士フイルム<4901>神戸大発VBのシンプロジェンに出資、DNA合成技術を応用展開


☆前場のイベントスケジュール

<国内>
・特になし

<海外>
・特になし
《ST》

 提供:フィスコ

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