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今日の為替市場ポイント:リスク回避の円買いは縮小する可能性


3日のドル・円は、東京市場では136円79銭から136円35銭まで下落。欧米市場では136円45銭まで戻した後、一時135円75銭まで反落し、135円83銭で取引終了。本日6日のドル・円は主に136円を挟んだ水準で推移か。世界経済の持続的成長への期待でリスク回避の円買いは縮小する可能性がある。

先週発表された米経済指標は強弱まちまちの内容だったが、2月ISM製造業景況感指数では仕入れ価格指数が上昇。新規失業保険申請件数は市場予想を下回った。今週発表の2月米雇用統計では、非農業部門雇用者数が1月の大幅増の反動で前月比+22万人程度と予想されている。また、失業率は3.4%と前回から横ばいの見通し。一方、平均時給は堅調とみられ、賃金コストの上昇によるインフレ高進が意識されやすい。今月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)では0.25ポイント幅の利上げが予想されているが、利上げ長期化の思惑は後退していない。

一方、今週開催される日本銀行金融政策決定会合では、現行の緩和政策を維持する公算。来月任期満了の黒田総裁は大規模緩和政策を維持する必要性を強調するとみられる。ただし、金融緩和策継続は織り込みのため、新たなドル買い・円売り材料が提供されない場合、リスク選好的な米ドル買い・円売りがただちに強まる可能性は低いとみられる。

《CS》

 提供:フィスコ

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