市場ニュース

戻る
 

【通貨】英ポンド週間見通し:もみ合いか、日銀緩和継続の可能性高まる


■強含み、原油高などを好感した買いが入る

今週のポンド・円は強含み。米利上げ長期化を警戒したポンド売り・米ドル買いは一巡したことから、対円レートは底堅い動きを見せた。日本銀行は現行の金融緩和策を当面維持する可能性は高いこと、原油先物相場はしっかりとなったこともポンド買い・円売りを促す要因となった。取引レンジ:162円61銭-163円65銭。

■もみ合いか、日銀緩和継続の可能性高まる

来週のポンド・円はもみ合いか。英消費者物価指数(CPI)の伸びが鈍化し、英中央銀行は追加利上げに前向きな姿勢を後退させており、追加利上げ期待のポンド買いは縮小するとみられる。一方、日本銀行銀は9-10日に金融政策決定会合を開催し。緩和継続の方針を維持する公算。また、当面の緩和政策が見込まれ、円売りがポンドをサポートしよう。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・10日:1月鉱工業生産(12月:前月比+0.3%)

予想レンジ:161円00銭-166円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均