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【通貨】豪ドル週間見通し:もみ合いか、豪準備銀行は追加利上げの公算


■やや強含み、中国経済指標の改善を好感

今週の豪ドル・円は、やや強含み。中国の1月製造業PMIが市場予想を上回ったことから、リスク選好的な豪ドル買いが優勢となった。豪1月小売売上高が市場予想を上回ったことや米長期金利の上昇が一服したことも豪ドル買い材料となった。取引レンジ:91円28銭-92円25銭。

■もみ合いか、豪準備銀行は追加利上げの公算

来週の豪ドル・円はもみ合いか。豪準備銀行(中央銀行)の理事会では、政策金利の0.25ポイント引き上げが予想されており、「今後さらなる利上げが必要」との見解も示される可能性が高い。ただし、経済見通しの前提となった「政策金利は3.75%前後でピーク」をめぐり、利上げ打ち止め間近の見方が浮上すれば豪ドル売りになる可能性がある。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・7日:1月貿易収支(2月:+122.37億豪ドル)
・7日:豪準備銀行が政策金利発表(0.25ポイント引き上げ予想)
・8日:ロウ豪準備銀行総裁講演

予想レンジ:90円50銭-93円50銭

《FA》

 提供:フィスコ

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