日経平均は8円高、寄り後は伸び悩み
日経平均は8円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の日経平均が、朝方に売りが先行した後に下げ渋り、75日移動平均線や200日移動平均線が下値支持線として機能する形となったことから、相場の下値は堅いとの見方があった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均は小幅に反発したが、米長期金利が上昇したことを受けナスダック総合指数が0.66%下落しており、東京市場でハイテク株やグロース(成長)株の株価の重しとなった。また、日経平均はこのところ膠着感の強い展開が続いているが、上放れる材料に乏しいとの見方から、積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均は伸び悩んでいる。
《SK》
提供:フィスコ