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株価指数先物【昼のコメント】 短期トレードは一巡、模様眺めムードで後場は狭いレンジ内でこう着か


 日経225先物は11時30分時点、前日比30円安の2万7490円(-0.10%)前後で推移。寄り付きは2万7440円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万7470円)(時間外)にサヤ寄せする格好で、やや売りが先行した。その後、2万7510円まで下げ幅を縮める場面も見られたが、5日移動平均線に上値を抑えられて軟化すると、中盤にかけて2万7330円まで売られた。ただし、下値は25日線が支持線として機能しており、終盤にかけてはショートカバーによって2万7500円水準まで戻した。

 日経225先物は、5日線と25日線辺りでの推移となった。上値の重さからショートを仕掛けてくる動きとなったとみられるが、その後のカバーも早く、短期的なトレードは一巡したようだ。改めてショートを積極的に仕掛けてくるとは考えづらく、一方で2万7500円水準を大きく上放れる動きも期待しづらい。グローベックスの主要な米株先物はマイナス圏で推移しているため、模様眺めムードから狭いレンジ内でこう着しそうだ。NT倍率は先物中心限月で13.74倍に低下した。指数インパクトの大きいファーストリテイリング <9983> [東証P]やソフトバンクグループ <9984> [東証P]が弱い値動きで推移するなか、NTショートに振れやすい。

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