【市況】東京株式(前引け)=小反落、手掛かり材料難で方向性を欠く
日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
きょう前場の東京株式市場は、方向感の定まらない展開で朝方に日経平均株価は下値を模索する動きとなったが、その後は急速に値を戻す展開で結局前引けは小幅マイナス圏で着地する展開となった。前日の米国株市場がプレジデントデーの祝日に伴う休場であったことから手掛かり材料難が意識され、模様眺めムードに。先物主導で不安定な値動きながら、比較的狭いゾーンでの往来に終始した。個別ではプライム市場全体の6割強の銘柄が上昇している。
個別ではレーザーテック<6920>が軟調、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも売りに押された。ファーストリテイリング<9983>も安い。ツバキ・ナカシマ<6464>は急落した。半面、日本郵船<9101>がしっかり、三菱商事<8058>も高い。武田薬品工業<4502>が買い優勢。大黒天物産<2791>が急騰したほか、三菱製紙<3864>も値を飛ばした。ホシデン<6804>も物色人気。
出所:MINKABU PRESS