レーザーテク、東エレクなど半導体製造装置関連は買い優勢、SOX指数が2%超の上昇
レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>など半導体製造装置関連株が総じて買い優勢の展開となっている。前日の米国株市場では1月の米消費者物価指数(CPI)が市場コンセンサスを上回り米長期金利が上昇したものの、ハイテクセクターに根強い買いが入り、特に半導体関連セクターはエヌビディア<NVDA>が5.4%高に買われるなど主力銘柄中心に株価を上昇させるものが目立った。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も2%超の上昇をみせており、これを受けて東京市場でも同関連株への買いを誘導している。米長期金利の上昇を背景に外国為替市場でドル高・円安が進んでいることや、国内企業の決算発表がおおむね終了したこともあって、買いが入りやすくなっている面もある。ただ、目先筋の利益確定売りも観測され上値は重いようだ。
出所:MINKABU PRESS
出所:MINKABU PRESS