レーザーテクは軟調相場に抗して上昇、米半導体株高を受け押し目買い流入
レーザーテック<6920>は全般下げ相場に抗して600円超の上昇をみせるなど強さを発揮している。前日の米国株市場では半導体関連株への買いが目立つ状況となった。画像処理半導体大手のエヌビディア<NVDA>が5%超に買われたほか、半導体製造装置トップのアプライド・マテリアルズ<AMAT>、半導体設計・開発大手のアドバンストマイクロデバイシズ<AMD>など軒並み上昇した。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も3%を超える上昇で3日ぶりに切り返しており、この流れが東京市場にも波及している。レーザーテクは受注高見通しの大幅下方修正を嫌気され今月1日に3500円あまりの暴落をみせたが、半導体市況の先行きについては強弱観が対立している。日米ともに設備投資を国策として後押しする動きがあり、製造装置メーカーにとっては商機が高まる可能性も指摘され、足もとでは同社株の押し目を拾う動きも観測される。
出所:MINKABU PRESS
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