日電波は後場に下げ転換、自動車・スマホ向け想定下回り今期業績予想を下方修正
日本電波工業<6779>は後場に下げに転じた。この日、23年3月期第3四半期累計(22年4~12月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直し、最終利益の見通しを61億円から57億円(前期比4.5%増)に下方修正した。公表直後は荒い動きとなったものの、業績予想の引き下げを嫌気した売りが優勢となっている。
売上高の見通しは540億円から521億円(同14.7%増)に減額した。一部自動車部品メーカーでの在庫調整を背景に、車載向けの販売が想定を下回る見通しとなった。また、EMS(電子機器受託製造サービス)メーカーの中国における主力工場の稼働率低下に伴い、スマートフォン関連の販売も予想を下回る見通しとなった。これまで1ドル=135円としてきた想定為替レートについては、23年1~3月期は1ドル=125円と円高方向に見直した。
出所:MINKABU PRESS
売上高の見通しは540億円から521億円(同14.7%増)に減額した。一部自動車部品メーカーでの在庫調整を背景に、車載向けの販売が想定を下回る見通しとなった。また、EMS(電子機器受託製造サービス)メーカーの中国における主力工場の稼働率低下に伴い、スマートフォン関連の販売も予想を下回る見通しとなった。これまで1ドル=135円としてきた想定為替レートについては、23年1~3月期は1ドル=125円と円高方向に見直した。
出所:MINKABU PRESS