北海電が高い、最終赤字幅を従来予想から縮小で過度な警戒感後退
北海道電力<9509>が高い。26日の取引終了後に23年3月期業績予想の修正を発表し、最終損益を710億円の赤字から530億円の赤字(前期68億6400万円の黒字)に見直した。赤字幅が縮小する見通しとなったことで業績に対する過度な警戒感が後退し、買い安心感が広がっている。
燃料価格や卸電力市場価格が想定より低下することによる費用減や、核燃料売却益の計上が要因。卸電力市場価格の低下に伴って他社販売収入が減少することから、売上高については9700億円から9210億円(前期比38.8%増)へ引き下げた。従来未定としていた期末配当予想は無配とした。これにより年間配当も無配(前期20円)となる。
あわせて、規制料金の値上げを6月1日から実施するため、経済産業大臣に対して特定小売供給約款の変更認可申請をこの日に行ったと発表した。規制料金とあわせ、低圧自由料金についても同日から値上げするという。
出所:MINKABU PRESS
燃料価格や卸電力市場価格が想定より低下することによる費用減や、核燃料売却益の計上が要因。卸電力市場価格の低下に伴って他社販売収入が減少することから、売上高については9700億円から9210億円(前期比38.8%増)へ引き下げた。従来未定としていた期末配当予想は無配とした。これにより年間配当も無配(前期20円)となる。
あわせて、規制料金の値上げを6月1日から実施するため、経済産業大臣に対して特定小売供給約款の変更認可申請をこの日に行ったと発表した。規制料金とあわせ、低圧自由料金についても同日から値上げするという。
出所:MINKABU PRESS