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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3561 力の源ホールディングス

東証P
1,103円
前日比
+9
+0.82%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
13.8 3.26 1.63 3.45
時価総額 334億円

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<動意株・26日>(大引け)=力の源HD、シライ電子、キムラユニテなど

 力の源ホールディングス<3561>=大幅続伸で約2週間ぶりの昨年来高値更新。博多ラーメン店「一風堂」を国内外で運営するが、新型コロナウイルスの影響が一巡し、業績は急拡大している。訪日外国人観光客にもラーメンは大人気でインバウンド特需も期待できる。現在は中国人の訪日客には水際対策が施されているが、早晩これが解除となった場合に同社への追い風は一段と強まることが予想され、足もとで投資資金の攻勢が顕著だ。23年3月期営業利益は前期比63%増の17億1000万円と連続最高益更新見込みにある。

 シライ電子工業<6658>=急動意。一時18%を超す上げとなった。同社と豊田合成<7282>が「電磁波透過カバー」の特許を出願したと伝わっている。自動運転で活用されるミリ波レーダー装置などへの展開により、自動車向けの事業拡大につながるとの思惑が広がったようだ。出願日は21年7月14日とされている。

 キムラユニティー<9368>=上昇急加速で昨年来高値更新。午前11時、株主還元方針の変更と配当予想の増額修正を発表し、好感されたようだ。連結配当性向の目標をこれまでの30%から40%に引き上げた。また、期末配当予想は従来の15円から12円増額の27円に見直した。年間配当予想は42円とし、7月の株式分割を考慮したベースで前期の水準と比較すると、実質的に16円の増配の計画となった。あわせて発表した23年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算は、売上高が前年同期比5.4%増の440億3500万円、最終利益が同14.3%増の19億4900万円だった。物流サービス事業における受注量の増加などが寄与した。

 DDホールディングス<3073>=上昇トレンド鮮明。今月17日から6日続伸し、前日こそ上げ一服となったものの、きょうは改めて買い直され新値街道に復帰している。同社は「わらやき屋」などの居酒屋をはじめレストランや複合カフェなど複数の飲食業態を展開する。国内の経済再開とともに飲食店業界は風向きが変わっており、これにインバウンド需要が加わることで今後の業績回復期待から株式市場でも関連銘柄に視線が集まっている。特に海外では中国の経済再開に伴う消費需要の爆発的な拡大が報じられている。日本では水際対策を継続している中国からの訪日客需要は加わっていないものの、これが早晩解除されることも念頭に置いた関連銘柄への物色が活発化している状況だ。同社株もその思惑の中で継続的な買いを引き寄せている。

 メディカル・データ・ビジョン<3902>=4連騰で4ケタ大台復帰目前。同社は医療機関向けなどに医薬品のデータネットワークサービスやデータ利活用サービスを展開している。従来は紙が使われていた処方箋をデジタル化する「電子処方箋」の全国運用がきょう26日からスタートした。待ち時間の短縮に加えコロナ禍での非接触ニーズにも合致することで、今後の普及が期待される状況にある。MDVはこの電子処方箋で商機を捉えるとの見方があり、上値を見込んだ投資マネーが継続的に流入している。

 日本ギア工業<6356>=急速人気でストップ高。寄り付きから大量の買い注文が入り、気配値のまま300円台半ばのもみ合いを一気に上放れた。9時半前に前日比80円高はストップ高となる427円で始値を形成した後いったん緩む場面もあったが、その後は再び買いの勢いが増しストップ高に。コスト低減努力に加え、製品価格の見直し効果が発現して収益絶好調となっている。25日取引終了後に発表した23年3月期の営業利益予想は、従来見通しの3億3000万円から7億4000万円(前期比6.3倍)に大幅増額。これを材料視する投資資金が集中した。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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