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今日の為替市場ポイント:米長期金利の上昇を意識してドル売り縮小の可能性


20日のドル・円は、東京市場では128円36銭から129円29銭まで反発。欧米市場では128円73銭から130円61銭まで上昇し、129円59銭で取引終了。本日23日のドル・円は主に129円台で推移か。米長期金利の上昇を意識してリスク回避的なドル売り・円買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。

ブレイナード米連邦準備制度理事会(FRB)副議長は1月19日の講演で、「インフレ鈍化の兆候は明らかであるが、高止まりのため利上げ継続は必要」と述べた。ただ、景気への配慮からFRBは利上げペースをさらに減速することを検討している。今週発表される米国の10-12月期国内総生産(GDP)速報値は前期比年率+2.9%程度と、7-9月期の+3.2%を下回る見通し。また、12月PCEコア価格指数は前年比+4.4%程度と、上昇率は鈍化すると予想されている。いずれも市場予想と一致した場合、リスク選好的なドル買い・円売りは縮小するとみられる。

一方、日本銀行は緩和的な金融政策を維持する見込みだが、2023年度における新体制発足後に金融緩和策を段階的に縮小する可能性は残されており、中期的に日米金利差のさらなる拡大をにらんだドル買い・円売りは弱まるとみられる。

《FA》

 提供:フィスコ

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