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話題株ピックアップ【昼刊】:イオンファン、トヨタ、ソフトバンクG

■イオンファンタジー <4343>  2,615円  +251 円 (+10.6%)  11:30現在  東証プライム 上昇率3位
 イオンファンタジー<4343>が急反発している。16日の取引終了後に発表した12月度の売上概況で、既存店売上高が前年同月比5.0%増となり、22カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。好調なプライズ(アミューズメント専用景品)部門で、NHKEテレキャラクター「ファンターネ!」の初プライズ化や、うさぎ年にちなんだ「サンリオキャラクターズ Pyon Pyon Pyon!!」など、子どもに人気の限定オリジナル景品が人気を博した。なお、既存店売上高はコロナ禍前の19年比でも3.9%増と3カ月連続でプラスとなった。

■ホギメディカル <3593>  3,500円  +185 円 (+5.6%)  11:30現在  東証プライム 上昇率6位
 ホギメディカル<3593>が急伸。16日取引時間終了後、配当予想の増額修正を発表した。同時に開示した23年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算は、最終利益が前年同期比微増の37億1000万円となり、通期計画に対する進捗率は約81%となった。株主還元姿勢と業績の順調な進捗状況を評価した買いが集まったようだ。年間配当予想はこれまでの70円から1円増額し、前期比3円増配の71円に見直した。22年4~12月期の売上高は前年同期比6.2%増の295億3500万円だった。医療現場における手術の効率化に寄与する主力製品「プレミアムキット」の売り上げが拡大。費用の抑制に努めたことも利益を押し上げる要因となった。

■東洋合成工業 <4970>  8,750円  +350 円 (+4.2%)  11:30現在
 東洋合成工業<4970>が反発している。16日の取引終了後、千葉工場(千葉県東庄町)の第4感光材工場の製造設備を約120億円を投じて増設すると発表しており、好材料視されている。今回の増設は、急増する需要と顧客品質を満たす安定供給体制の強化を図るのが目的で、先端半導体向け感光材などの生産能力を22年3月期比で最大1.8倍規模にする。工期は23年4月から24年7月を予定。なお、23年3月期業績への影響はないとしている。

■トヨタ自動車 <7203>  1,864.5円  +47 円 (+2.6%)  11:30現在
 トヨタ自動車<7203>は前日終値近辺で売り買い交錯も頑強な値動き。外国為替市場でドル円相場の乱高下が続いているが、直近では1ドル=128円台後半まで円安に押し戻されるなどドルが買い戻されており、同社株をはじめとする自動車セクターには輸出採算改善の思惑で株価面にプラスに働いている。ただ、日銀の金融政策決定会合の結果発表をあすに控え、引き続き円相場は不安定な動きが予想され、円安を材料に自動車株を買い戻す動きは見込みにくい。また、同社は前日に2023年の世界生産台数について、最大で1060万台とする見通しを発表した。これを上限に1割程度下振れする可能性にも言及していることで、株価の上値も重くなっている。

■ソフトバンクグループ <9984>  5,978円  +132 円 (+2.3%)  11:30現在
 ソフトバンクグループ<9984>は強含みの展開。同社が出資する中国電子商取引のアリババ集団<BABA>を巡り、アクティビスト(物言う株主)のライアン・コーエン氏がアリババ株を数億ドル相当取得し、自社株買いの更なる拡大などを要求していると一部で伝わった。これを思惑視した買いがソフトバンクG株に入ったようだ。報道によると、コーエン氏は2022年後半にアリババ株式を取得。同年8月には同社取締役会に初めて接触し、株価は大幅に過小評価されていると伝えたという。

■日本郵船 <9101>  3,052円  +52 円 (+1.7%)  11:30現在
 日本郵船<9101>、商船三井<9104>など大手をはじめ海運株が一斉高となっている。コンテナ船市況の悪化が続いていることや、ばら積み船市況の低迷を背景に海運株への売り圧力が意識されているが、一方でPERの割安感や群を抜く高配当利回りに着目した個人投資家の押し目買いも観測されている。そうしたなか、前日の中国・上海株式市場では中国政府の経済支援策への期待から、景気動向に敏感な海運株がほぼ全面高に買われる展開となり全体指数の上昇に貢献した。これを受け、東京市場でも海運株の押し目を拾う動きを誘発している。また、足もと外国為替市場でドルが買い戻され円安方向に振れており、運賃ドル建て決済の海運セクターにとっては、これも買いの手掛かり材料となっている。

■コマツ <6301>  2,964.5円  +43.5 円 (+1.5%)  11:30現在
 コマツ<6301>が反発。前日は6営業日ぶりに反落したものの、ここ戻り足が顕著で5日・25日移動平均線のゴールデンクロスも目前に迫っている。中国経済の回復期待が株価に浮揚力を与えているほか、足もとでは販売価格引き上げの動きが株価の刺激材料となっている。16日取引終了後、同社が生産する建設機械やフォークリフト、純正部品・油脂類などの販売価格改定を発表、原料価格や物流費の高騰に対応したもので、2月から平均10%の値上げを行うことで、収益性が高まることへの期待が投資資金を誘導している。

■サムティ <3244>  1,969円  -167 円 (-7.8%)  11:30現在  東証プライム 下落率トップ
 サムティ<3244>が大幅安で昨年来安値更新。16日の取引終了後、特別調査委員会による調査に時間を要する見込みとなったことから、同日に予定していた22年11月期通期の決算発表を延期すると発表。先行き不透明感を嫌気した売りが出ているようだ。特定の取引先との取引に関連して過年度決算における会計上の連結対象範囲の判断などについての疑義が判明したため、外部の有識者で構成する特別調査委員会を設置して事実関係の調査などを行うという。会社側では、決算発表日については現時点で未定だが、確定次第速やかに知らせるとしている。

■三菱UFJ <8306>  946円  -3 円 (-0.3%)  11:30現在
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクが軟調。あす予定される日銀金融政策決定会合の結果公表への関心が高まっているが、国内でインフレ警戒感が高まるなか、市場では前会合に続いて政策修正を行うとの見方も根強い。イールドカーブ・コントロールの許容変動幅拡大もしくは全面解除などの動きがでれば、銀行や生保など金融セクターには強力なポジティブ材料となるだけに注目度が高い。ただ、足もとでは見切り発車的に上値を買い進む動きはみられない。

■ラピーヌ <8143>  382円  +80 円 (+26.5%) ストップ高   11:30現在
 ラピーヌ<8143>がストップ高の382円に買われている。16日の取引終了後、23年2月期の連結業績予想について、最終利益を1億5000万円から3億5000万円(前期比2.3倍)へ上方修正したことが好感されている。会計基準の変更に伴い売上高の前期との単純比較はできないものの、新型コロナウイルス感染症第7波による影響が大きかったことに加えて、原油価格の高騰に伴う原材料価格の上昇を受けて、売上高は37億円から34億円へ、営業損益は3億円の赤字から5億5000万円の赤字(前期9億2800万円の赤字)へ下方修正した。ただ、各種助成金制度の活用により最終利益は上振れる見通しという。同時に発表した第3四半期累計(3~11月)決算は、売上高26億3200万円、営業損益4億2600万円の赤字(前年同期6億1700万円の赤字)、最終利益2億7400万円(同35.6%増)だった。

■GMOメディア <6180>  2,039円  +400 円 (+24.4%) ストップ高   11:30現在
 GMOメディア<6180>は続急伸。16日の取引終了後、集計中の22年12月期連結業績について、売上高が49億円から55億7000万円(前の期比35.0%減)へ、営業利益が2億円から2億9000万円(同6.0倍)へ、純利益が1億3000万円から1億7000万円(前の期700万円)へ上振れて着地したようだと発表しており、好材料視されている。投資育成事業である「コエテコ」の社会人向け領域のアフィリエイト広告収益が予想を大きく上回ったことに加えて、メディア事業におけるアドネットワーク広告収益が順調に推移したことが要因としている。なお、業績上振れに伴い、期末一括配当を従来予想の38円から50円(前期4円20銭)に引き上げると発表した。

■テラプローブ <6627>  2,023円  +322 円 (+18.9%)  11:30現在
 テラプローブ<6627>が急騰。半導体検査の受託事業を手掛けるが、台湾の半導体後工程の大手メーカーである力成科技が5割弱の株式を保有する筆頭株主で海外展開にも強みを持っている。16日取引終了後、これまで未定だった22年12月期配当を発表、前の期実績から35円の大幅増配となる52円とし、これがポジティブサプライズとなった。足もとの業績も好調に推移しており、22年12月の売上高はやや伸び率は鈍化しているものの、前年同月比12.2%増と2ケタ伸長を継続している。

■サイバーステップ <3810>  548円  +77 円 (+16.4%) 一時ストップ高   11:30現在
 サイバーステップ<3810>が急反発している。16日の取引終了後に発表した第2四半期累計(6~11月)連結決算が、売上高20億8200万円(前年同期比50.2%減)、営業損益5億6500万円の赤字(前年同期8億5200万円の赤字)となり、赤字幅が縮小したことが好材料視されている。オンラインクレーンゲーム「トレバ」や新規事業における国内外向けプロモーション費用を抑えたことで、売上高は減少したものの、コスト削減により営業赤字幅は縮小したという。なお、23年5月期通期業績予想は引き続き未定としている。

■DNAチップ研究所 <2397>  566円  +35 円 (+6.6%)  11:30現在
 DNAチップ研究所<2397>は大幅反発している。16日の取引終了後、「肺がんコンパクトパネルDxマルチコンパニオン診断システム」の保険適用を申請したと発表しており、好材料視されている。同製品は、22年11月16日に医療機器製造販売承認を取得した医療機器で、保険適用されれば肺がん、特に非小細胞肺癌患者のコンパニオン診断(遺伝子変異を検出する検査)として、代表的なドライバー遺伝子である4遺伝子の変異の検出や薬剤の適応判定を保険診療により行うことが可能になるとしている。

■Jエスコム <3779>  131円  +8 円 (+6.5%)  11:30現在
 ジェイ・エスコムホールディングス<3779>が急動意。16日取引時間終了後、子会社の社JEインベストメントがファンド運営事業を開始したと発表。これを材料視した買いが集まったようだ。同社は2022年12月2日に、投資業を手掛けるBSPアセットマネジメント(東京都千代田区)などとの業務提携契約の締結について発表。Jエスコム子会社のマフィンホールディングスが発行する無担保転換社債型新株予約権付社債を取得するための共同ファンドの組成の検討を行っていた。JEインベストメントが関東財務局に提出した適格機関投資家等特例業務に関する届出書の収受が確認できたため、JEインベストメントとBSPアセットマネジメントが共同で本ファンドの運営を開始することとなったという。

●ストップ高銘柄
 りらいあ <4708>  1,407円  +300 円 (+27.1%) ストップ高買い気配   11:30現在
 プログリット <9560>  1,100円  +150 円 (+15.8%) ストップ高買い気配   11:30現在
 など、4銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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