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話題株ピックアップ【昼刊】:レーザーテク、セブン&アイ、三菱UFJ

■トランザクション <7818>  1,497円  +300 円 (+25.1%) ストップ高買い気配   11:30現在  東証プライム 上昇率トップ
 トランザクション<7818>はストップ高カイ気配。12日の取引終了後に23年8月期第1四半期(22年9~11月)の決算を発表し、営業利益が前年同期比60.3%増の12億6200万円と大幅増で着地した。通期計画(35億6000万円)に対する進捗率が35%と高いことから、これを評価した買いが膨らんでいる。売上高は同33.9%増の59億6900万円だった。エンドユーザー企業向けや卸売り事業者向けが拡大したほか、eコマース事業が大きく伸びた。通期見通しは据え置いている。

■FIXER <5129>  2,802円  +500 円 (+21.7%) ストップ高   11:30現在
 FIXER<5129>は大幅反発で上昇加速。12日取引時間終了後に発表した23年8月期第1四半期(9~11月)の決算は、売上高が34億7500万円、最終利益が5億3700万円だった。前年同期に四半期財務諸表を作成しておらず、前年同期と比べた増減率の記載はないが、通期の計画に対し第1四半期時点の最終利益の進捗率が約46%に上り、好感されたようだ。厚生労働省の新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システムにおいて、システムの拡大や利用者の増加に伴うライセンス販売が増加。健康観察業務を支援する自動架電サービスでは感染者の増加により売上高が想定を上回ったという。

■トレファク <3093>  2,689円  +345 円 (+14.7%)  11:30現在  東証プライム 上昇率2位
 トレジャー・ファクトリー<3093>が急反騰し昨年来高値を更新した。12日の取引終了後、23年2月期の連結業績予想について、売上高を265億1400万円から276億6700万円(前期比18.7%増)へ、営業利益を19億4300万円から23億7600万円(同2.4倍)へ、純利益を12億2000万円から15億800万円(同2.1倍)へ上方修正し、あわせて15円を予定していた期末配当を20円へ引き上げたことが好感されている。同時に発表した第3四半期累計(3~11月)決算が、リユースへの需要が引き続き強く推移し、既存店の売り上げも高い伸びをみせたことが牽引役となり、売上高203億8800万円(前年同期比20.7%増)、営業利益19億100万円(同3.3倍)、純利益12億6300万円(同3.8倍)と大幅増益となったことが要因という。なお、年間配当予想は32円(前期17円)になる予定だ。

■寿スピリッツ <2222>  8,280円  +650 円 (+8.5%)  11:30現在  東証プライム 上昇率7位
 寿スピリッツ<2222>が大幅高となっている。同社は12日取引終了後、23年3月期第3四半期累計(22年4~12月)の売上高が概算で前年同期比54.3%増の353億7000万円になったと発表しており、これが好感されているようだ。10~12月期の売上高は前年同期比39.3%増の152億7000万円。10月から始まった全国旅行支援や水際対策の緩和などで人流が回復基調となるなか、主力商品対策や新商品・限定商品の発売、季節イベント対策、催事展開などの施策を遂行したことが奏功した。

■進和 <7607>  2,089円  +113 円 (+5.7%)  11:30現在
 進和<7607>が大幅反発している。12日の取引終了後に発表した第1四半期(9~11月)連結決算が、売上高238億7900万円(前年同期比38.7%増)、営業利益22億8000万円(同89.0%増)、純利益15億800万円(同77.3%増)と大幅な増収増益となり、上期計画に対する営業利益の進捗率が94%に達したことが好感されている。主力の日本事業で、自動車メーカー・同部品メーカー向けの売り上げは微増にとどまったものの、中国の半導体・エレクトロニクスデバイスメーカー向け精密塗布装置の売り上げを計上したことや、北米における日系機械メーカー向け溶接ラインの売り上げを計上したことなどが牽引役となった。また、中国事業で日系自動車メーカー向け新工場の溶接ラインの売り上げを計上したことも寄与した。なお、23年8月期通期業績予想は、売上高730億円(前期比2.7%増)、営業利益42億円(同19.4%減)、純利益30億円(同20.7%減)の従来見通しを据え置いている。

■いちご <2337>  297円  +16 円 (+5.7%)  11:30現在
 いちご<2337>が急動意、カイ気配スタートでにわかに底値圏離脱の動きを強めている。同社は不動産再生事業やREIT運用などを手掛けるほか、太陽光発電などの再生可能エネルギー事業に展開している。12日取引終了後、23年2月期業績予想の修正を発表しており、最終利益は従来予想の65~85億円のレンジ予想から90億円(前期比39%増)に大幅増額した。商業施設やマンションなど保有物件の売却が順調だったほか、政府の水際対策緩和や旅行支援策などを背景にホテル稼働率の上昇なども収益に貢献している。

■レーザーテック <6920>  25,525円  +1,235 円 (+5.1%)  11:30現在
 レーザーテック<6920>が大幅高となり6日続伸。東京エレクトロン<8035>も急伸している。前日に台湾積体電路製造(TSMC)<TSM>が発表した22年10~12月期の決算は、純利益が前年同期比78%増となった。好決算を受けオランダの半導体製造装置メーカー大手のASMLホールディング<ASML>の株価が上昇。米国市場でも半導体関連株が買われ、フィラデルフィア半導体指数(SOX指数)は1%を超す上げとなった。更に、TSMCが日本で2カ所目となる工場の建設を検討していることが明らかになったと伝わったことで、日本の半導体関連株に対する投資家の買い意欲が一段と強まったようだ。アドバンテスト<6857>やアルバック<6728>、SCREENホールディングス<7735>なども堅調に推移している。

■セブン&アイ <3382>  6,026円  +235 円 (+4.1%)  11:30現在
 セブン&アイ・ホールディングス<3382>が6連騰と上値指向鮮明。同社は12日取引終了後、23年2月期の業績予想の上方修正を発表、営業利益は従来予想の4770億円から5000億円(前期比29%増)に増額した。業績予想の増額は今期に入ってからこれで3回目となる。海外コンビニエンスストア事業がガソリン販売の採算向上で利益を伸ばしており、一昨年に米国で買収した同業会社との統合効果も発現している。国内は新型コロナウイルスの影響が一巡し、人流回復に伴う売り上げ拡大が寄与する。営業利益は期初予想段階で4300億円と3期ぶりの過去最高更新が見込まれていたが、3回にわたる修正を経て、700億円も上乗せされたことになる。

■三菱UFJ <8306>  988.4円  +34.8 円 (+3.7%)  11:30現在
 銀行株が軒並み高。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>といったメガバンクが昨年来高値を更新したほか、ふくおかフィナンシャルグループ<8354>や七十七銀行<8341>、八十二銀行<8359>、京都銀行<8369>といった地銀株も新値圏に上昇している。17~18日の日銀金融政策決定会合で、大規模な金融緩和に伴う副作用を点検するとの観測が浮上し政策修正に向けた思惑が強まっている。この日の国内債券市場では、10年債利回りが一時0.53%と日銀が上限とする0.5%を上回った。この金利上昇は銀行にとって利ザヤ拡大に伴う業績回復につながるとの見方が強く、銀行株に対する見直し機運が一段と高まっている。

■キャンドゥ <2698>  2,258円  +33 円 (+1.5%)  11:30現在
 キャンドゥ<2698>が3日続伸している。12日の取引終了後、23年2月期の連結業績予想について、売上高を962億円から927億円へ、営業利益を12億4000万円から3億7500万円へ、最終損益を2億3500万円の黒字から4億6000万円の赤字へ下方修正したが、想定内との見方が強くアク抜け感から買われているようだ。決算期変更に伴い前期との比較はできないものの、前期にあったコロナ特需の反動や、出店が当初計画を下回ったことなどで売上高が想定を下回った。また、急激な円安進行やウクライナ情勢の影響による商品原価率の上昇や水道光熱費などの高騰も利益を圧迫した。同時に発表した第4四半期累計(21年12月~22年11月)決算は、売上高737億1600万円、営業利益3億9000万円、最終損益1億7500万円の赤字だった。

■INPEX <1605>  1,408円  +9 円 (+0.6%)  11:30現在
 INPEX<1605>や石油資源開発<1662>、ENEOSホールディングス<5020>といった石油関連株が堅調。12日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の2月限が前日比0.98ドル高の1バレル=78.39ドルに上昇した。米12月消費者物価指数(CPI)の上昇率が前月に比べ低下し、米長期金利が下落しドル安が進むなか、ドル建てで取引される原油に割安感からの買いが流入した。また、中国のゼロコロナ政策の撤廃に伴う景気回復期待が強まるなか、原油需要拡大の思惑も出ている。

■ティーケーピー <3479>  2,694円  -282 円 (-9.5%)  11:30現在
 ティーケーピー<3479>が急落した。12日の取引時間終了後に発表した23年2月期第3四半期累計(3~11月)の連結決算は、営業損益が27億7000万円の黒字(前年同期は11億1400万円の赤字)となった。貸会議室事業や宿泊事業の需要回復が継続し、収益を押し上げた。一方、2月1日に予定するレンタルオフィスのリージャス事業の売却に伴うのれんの減損損失を計上したことで、最終損益は22億2600万円の赤字(同29億3800万円の赤字)となった。3~11月期の最終赤字幅は通期の計画(15億円の赤字)を上回っている。今後の業績回復への期待感よりも先行きへの警戒感が強まる格好となり、売りが膨らんだようだ。3~11月期の売上高は前年同期比17.5%増の386億5100万円だった。通期の業績予想は昨年12月に修正した内容で据え置いた。

■マニー <7730>  1,760円  -174 円 (-9.0%)  11:30現在  東証プライム 下落率2位
 マニー<7730>が大幅安。12日の取引終了後に23年8月期第1四半期(22年9~11月)の決算を発表し、営業利益は前年同期比2.1%増の17億4800万円だった。業績進捗は堅調なものの特段のサプライズ感はなく、これを受けて目先は利益確定売りの動きが優勢となっているようだ。新型コロナウイルスの影響を受けた前年同期と比べて国内や欧州、アジアを中心とした地域で需要が拡大し、売上高は同29.1%増の61億500万円と大きく増加した。一方、海外子会社における製造原価の上昇や販売増に伴う売上原価の増加、人員体制の強化などによる販管費の増加が響き、利益は押し下げられた。通期の2ケタ増収増益見通しは据え置いている。

■シャノン <3976>  872円  +150 円 (+20.8%) ストップ高   11:30現在
 シャノン<3976>が連日のストップ高。同社は12日、子会社ジクウのメタバースイベントプラットフォーム「ZIKU」が、昨年11月にみずほ銀行(東京都千代田区)がオンラインで開催した「M’s Salon メタバース展示会」に採用されたと発表しており、引き続きこれを好材料視する買いが入っている。「M’s Salon メタバース展示会」は、みずほ銀行が主催したメタバースイベントで、デジタルトランスフォーメーション(DX)やサステナビリティ・トランスフォーメーション(SX)分野のサービス・商品を提供しているスタートアップ企業20社がメタバース上にブースを出展したイベント。みずほ銀行ではこれまでもオンラインでのイベントやセミナーを実施していたが、来場者と出展者の双方向のコミュニケーションやイベントの臨場感に課題を感じていたことから、アバターでリアルイベントさながらの臨場感と軽快な操作感を味わうことのできる「ZIKU」が採用されたとしている。

●ストップ高銘柄
 TORICO <7138>  1,355円  +300 円 (+28.4%) ストップ高   11:30現在
 プリントネット <7805>  616円  +100 円 (+19.4%) ストップ高   11:30現在
 など、5銘柄

●ストップ安銘柄
 PR TIMES <3922>  1,971円  -500 円 (-20.2%) ストップ安   11:30現在
 など、1銘柄

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