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【市況】東京株式(前引け)=306円安、円高やファストリの急落など響く

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 13日前引けの日経平均株価は前日比306円41銭安の2万6143円41銭。前場のプライム市場の売買高概算は7億5097万株、売買代金は1兆8460億円。値上がり銘柄数は790、値下がり銘柄数は963、変わらずは84銘柄だった。

 日経平均株価は6日ぶりに反落。前日発表された米12月消費者物価指数(CPI)の上昇率が前月に比べ低下したことでインフレ懸念が後退し、米長期金利が低下するなか為替は一時1ドル=128円台まで急激な円高が進行した。この円高が警戒されたほか、決算内容を嫌気されファーストリテイリング<9983>が急落したことも全体相場の足を引っ張った。半導体関連株などは堅調だった。

 ソフトバンクグループ<9984>が値を下げたほか、トヨタ自動車<7203>やソニーグループ<6758>、任天堂<7974>が下落。ダイキン工業<6367>やファナック<6954>、リクルートホールディングス<6098>が軟調だった。半面、レーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>が高く、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>など銀行株が買われた。セブン&アイ・ホールディングス<3382>やメルカリ<4385>も高い。

出所:MINKABU PRESS

最終更新日:2023年01月13日 11時47分

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