アンジェス---ミラックスセラピューティクスのマイクロRNA阻害剤の知的財産権に関するオプション契約締結
アンジェス<4563>は10日、ミラックスセラピューティクスが保有するマイクロRNA阻害剤の研究に関する知的財産権について、独占的実施許諾を受けるための交渉を優先的に行うオプション権の契約(オプション契約)を締結することを発表。
マイクロRNAは、制御不能になると様々な病気の原因となる。ミラックスセラピューティクスは、その阻害剤でマイクロRNAを適切な量に抑えて疾患を治療する研究を行っている。
同社は、同契約を締結することで、新たにマイクロRNAを標的とした核酸医薬であるTough decoyによる創薬の可能性を検討する機会を得る。同社は、ミラックスセラピューティクスに0.25億円を支払った後、契約に基づいて研究成果の報告を受け、研究継続を決定した場合にマイルストーンを支払う。支払額は最大0.80億円となる。契約の研究期間は8か月程度の見込みである。契約に定める研究結果の最終報告を受け、次のステップに進む際には、別途ミラックスセラピューティクスとの協議によりその条件等を決定する。
《NS》
提供:フィスコ