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9651 日本プロセス

東証S
1,344円
前日比
+7
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PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
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時価総額 143億円
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日本プロセス---2Qも2ケタ増収増益、全てのセグメントで業績が順調に推移


日本プロセス<9651>は28日、2023年5月期第2四半期(22年6月-11月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比17.1%増の43.02億円、営業利益が同29.8%増の4.47億円、経常利益が同25.1%増の4.67億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同37.3%増の3.08億円となった。

制御システムの売上高は前年同期比3.5%増の6.45億円、セグメント利益は同4.6%増の1.44億円となった。再生可能エネルギーシステム、プラント監視制御システムで開発量が増加し好調に推移した。東京圏輸送管理システムは、体制を拡大し好調に推移した。新幹線の運行管理システムは、保守フェーズに入り体制を縮小したが堅調に推移した。一方、在来線の運行管理システムは、開発量が減少した。

自動車システムの売上高は前年同期比15.4%増の10.45億円、セグメント利益は同31.1%増の3.01億円となった。自動運転/先進運転支援関連は開発の端境期のため開発量が減少した。電動化関連は、海外向けの開発規模拡大に伴い受注量が増加した。車載情報関連は、開発量が大きく増加したことで売上、利益とも増加した。

特定情報システムの売上高は前年同期比24.8%増の3.89億円、セグメント利益は同11.9%増の0.82億円となった。危機管理関連の大規模請負案件は開発のピークが過ぎたが堅調に推移した。衛星関連システムは、新たな案件に参画し堅調に推移した。また、衛星画像関連は堅調に推移したものの自動運転/先進運転支援関連の画像認識/識別案件は、体制を縮小した。

組込システムの売上高は前年同期比11.1%増の6.65億円、セグメント利益は同7.4%増の1.50億円となった。ストレージデバイス開発は担当範囲の拡大に伴い受注量が増加し好調に推移し、新ストレージ開発は横ばいで推移した。IoT建設機械関連は、受注量が減少し体制を縮小した。

産業・ICTソリューションの売上高は前年同期比26.1%増の15.55億円、セグメント利益は同12.1%増の2.44億円となった。航空宇宙関連は複数の大型案件に参画するなど好調に推移した。システム構築関連は、受注量が増加し好調に推移した。社会インフラ関連の駅務機器開発は、複数の案件を受注し堅調に推移した。

2023年5月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.7%増の84.00億円、営業利益が同0.6%増の7.80億円、経常利益が同2.7%増の8.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.4%増の5.35億円とする期初計画を据え置いている。

《NS》

 提供:フィスコ

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