DTSは下値模索、業績好調も足もと割高感意識した売り続く
DTS<9682>は下値模索の動きを余儀なくされている。同社は情報サービス業大手で、金融や通信向けのソフト開発に強みを持つ。企業のデジタル化需要を追い風に業績は拡大基調を続けており、今期業績は前期に続き営業最高益を更新する見通しにある。業績好調ながら、株価面では足もとPERが過去の水準と比べ依然高い位置で推移していることもあり、割高感を意識した売り圧力が強まっている。きょうは、国内大手証券によるレーティング格下げを受け、一段と下値を探る展開となっている。
出所:MINKABU PRESS
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