１９日の株式相場見通し＝軟調展開か、売り一巡後は値頃感からの買いも

　１９日の東京株式市場は、軟調展開が続く可能性がありそうだ。前週末１６日の米国株市場ではＮＹダウが３日続落した。米金融引き締め政策の長期化への警戒感が強いうえに、景気後退が懸念されている。半導体関連などハイテク株に加え、景気敏感株も軟調だった。この流れを受け、東京市場も下値を試す展開も予想される。２万７４００円近辺に１３週線や５２週線が集まっているが、ここを下回る展開も予想される。ただ、１６日に日経平均株価は５２４円安を記録しており、売り一巡後は値頃感からの買いが入る展開も予想される。

　１６日の米株式市場では、ＮＹダウ平均株価が前営業日比２８１ドル７６セント安の３万２９２０ドル４６セントと３日続落。ナスダック総合株価指数は同１０５．１１２ポイント安の１万７０５．４１４だった。

　日程面では、２０日にかけて日銀金融政策決定会合が開催される。１１月首都圏新規マンション販売が発表される。東証グロース市場にトリドリ<9337>が新規上場する。

出所：MINKABU PRESS