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東京株式(大引け)=104円安、FOMC後の米株安嫌気も個別株物色は活発

 15日の東京株式市場は前日の米株安を受け売りに押される展開となった。ただ売り一巡後に日経平均株価は下げ渋り、2万8000円台を維持した。

 大引けの日経平均株価は前営業日比104円51銭安の2万8051円70銭と3日ぶり反落。プライム市場の売買高概算は9億1376万株、売買代金概算は2兆2437億円。値上がり銘柄数は908、対して値下がり銘柄数は825、変わらずは105銘柄だった。

 きょうの東京市場は朝方からリスク回避目的の売りが優勢となった。前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに安くなった。注目されたFOMCではFRBが政策金利の0.5%利上げを決定し、今後も金融引き締めに積極的なタカ派姿勢を示したことが嫌気され、NYダウは一時約400ドルの下げをみせた。しかし、その後は下げ渋る展開となったこともあり、東京市場でも過度な不安心理が後退。ただ、日経平均は朝方にわずかにプラス圏に浮上したものの、その後は売り直されジリ安となった。ここ日経平均は上昇基調を強め前日は2万8000円大台を回復していたこともあり、その反動も出た形だ。一方、個別株の物色意欲は旺盛で、特に中小型株の一角に派手に値を飛ばす銘柄も散見された。値上がり銘柄数は値下がり数を上回った。

 個別では、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置の主力株が軟調。ファーストリテイリング<9983>も安い。キーエンス<6861>、SMC<6273>なども売られた。リクルートホールディングス<6098>、資生堂<4911>なども下値を探った。Hamee<3134>は値下がり率トップに売り込まれ、鎌倉新書<6184>、ヤーマン<6630>も大幅安。グッドコムアセット<3475>、アトラエ<6194>も大きく値を下げた。アイスタイル<3660>も安い。

 半面、ソフトバンクグループ<9984>がしっかり、日本郵船<9101>など海運株も堅調。三菱重工業<7011>が商いを伴い高く、メルカリ<4385>も値を上げた。三井物産<8031>、三菱商事<8058>も買いが優勢だった。ブラス<2424>はストップ高となり、ユーグレナ<2931>、クミアイ化学工業<4996>、マネジメントソリューションズ<7033>も値を飛ばした。安永<7271>も物色人気。日本駐車場開発<2353>も高い。

出所:MINKABU PRESS

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