話題株ピックアップ【昼刊】:WSCOPE、TKP、石原産
■ダブル・スコープ <6619> 1,877円 +192 円 (+11.4%) 11:30現在 東証プライム 上昇率2位
ダブル・スコープ<6619>が全般軟調相場に逆行。前日に大幅安で1700円台を下回ったが、一転してきょうは大きく買い優勢に傾いている。同社は6日取引終了後、韓国の100%子会社が大手鉄鋼メーカーである韓国ポスコのアルゼンチン法人とBPED Substack(イオン交換膜スタックモジュール)の供給に関する基本合意書を締結したことを発表、これを材料視する買いを呼び込んでいる。契約金額は韓国子会社の来年度売上額の10%以上の規模になるとの見通しを示しており、株価を強く刺激する格好となった。
■ティーケーピー <3479> 2,716円 +123 円 (+4.7%) 11:30現在
ティーケーピー<3479>が急反発した。6日取引終了後、レンタルオフィス事業を運営する日本リージャスホールディングスを三菱地所<8802>に売却すると発表した。台湾のリージャスについては、リージャスブランドのマスターフランチャイザーであるスイスのIWGに売却する。これに伴い、23年2月期の連結業績予想を見直し、最終損益はこれまでの4億円の黒字から一転して、15億円の赤字(前期は32億1100万円の赤字)を見込む。最終赤字の見通しとなったものの、経営資源の選択と集中の動きを評価した買いが入ったようだ。売却に伴って、子会社株式譲渡損及び事業整理損を特別損失として計上する。一方、のれん及び顧客関連資産の償却がなくなることから、販売費及び一般管理費の負担が軽減するため、営業損益の見通しは20億円の黒字から31億円の黒字(前期は8億8300万円の赤字)に引き上げた。あわせて同社は21年2月に発行した第三者割当による行使価額修正条項付第8回新株予約権について、割当先の大和証券から全部を取得し、消却することを決めたとも発表した。
■石原産業 <4028> 1,136円 +33 円 (+3.0%) 11:30現在
石原産業<4028>が続伸している。6日の取引終了後、兵庫県小野市に有機生産技術研究所(仮称)の設置を検討し、建設用地として土地を購入すると発表しており、好材料視されている。グループの長期ビジョンに定めた有機化学事業の重点施策である「自社技術の練磨・進化による価値創造加速と成長路線復活」及び「主力製品の世界一低コスト製造と顧客への安定供給」の具体化策として取り組む。土地の取得金額は13億9000万円。なお、23年3月期業績への影響は軽微としている。
■住友電気工業 <5802> 1,576円 +32 円 (+2.1%) 11:30現在
送電関連株の一角が買われている。日本経済新聞が7日付朝刊で、経済産業省が示した送電線整備計画の素案の内容について「必要な投資額は概算で6兆~7兆円規模になる見通し」と報じており、これを受けて関連銘柄に関心が向いているようだ。電線大手の住友電気工業<5802>、フジクラ<5803>は証券会社の投資判断の影響もあり上昇。電線中堅の昭和電線ホールディングス<5805>、東電系電気工事大手の関電工<1942>も高い。送電線工事を手掛けるETSホールディングス<1789>は一時7%超高まで買われる場面があった。
■クラレ <3405> 1,106円 +21 円 (+1.9%) 11:30現在
クラレ<3405>が続伸している。6日の取引終了後、活性炭及び関連製品全般について、23年1月1日出荷分から値上げすると発表しており、好材料視されている。対象となるのは活性炭並びに活性炭繊維や不織布、浄水器用の成型体などその関連製品で、値上げ幅は石炭系活性炭が15%、ヤシ殻系活性炭及び関連製品が15~50%としている。活性炭の主要原料である石炭の需給バランスが世界的に逼迫し、価格が高騰するとともに、原料の安定調達が困難な状況となっていることや、ヤシ殻においても需給バランスの逼迫による価格の高止まりとともに、原料の安定調達が困難な状況が続いていることなどが要因としている。
■小野薬品工業 <4528> 3,405円 +54 円 (+1.6%) 11:30現在
小野薬品工業<4528>は続伸。6日の取引終了後、米バイオテクノロジー企業のエクイリアム<EQ>との間で、抗CD6抗体「itolizumab」の開発・商業化に関する独占的オプション権付きアセット買収契約を締結したと発表。将来的な業績貢献への期待が高まっているようだ。同契約の締結に伴い、小野薬は契約一時金として35億円、オプション権行使料と開発マイルストンとして最大約180億円をエクイリアム社に支払う。オプション期間中はエクイリアム社が同抗体に関する全ての研究開発を実施し、小野薬がその費用を負担する。オプション権の行使後、小野薬は米国やカナダ、オーストラリア、ニュージーランドで、適応症にかかわらず同抗体を商業化できる権利を取得する。
■オンワード <8016> 325円 +3 円 (+0.9%) 11:30現在
オンワードホールディングス<8016>はしっかり。6日の取引終了後に発表した11月度月次売上概況で、既存店売上高が前年同月比7.6%増と9カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。全国的に気温が高く推移したものの、上旬から中旬にかけてブラウス、ワンピース、ボトムスなどの中軽衣料や雑貨の販売が増加し、下旬から防寒衣料が本格的に立ち上がったことが寄与した。また、公式オンラインストア掲載の商品をリアル店舗に取り寄せて試着の上で購入できるOMOサービス「クリック&トライ」の利用者数も引き続き高水準で推移した。
■リンナイ <5947> 10,080円 +70 円 (+0.7%) 11:30現在
リンナイ<5947>が高い。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は6日、同社株の目標株価を1万3500円から1万4000円に引き上げた。レーティングは「オーバーウエート」を継続した。株価は中長期の利益成長を十分に織り込んでいない、とみている。国内や米国の減額などを要因に23年3月期の連結営業利益を472億円から450億円(会社計画440億円)に、24年3月期の同利益を518億円から500億円に引き下げた。ただ、23年3月期に過去最高益更新の見方に変化はなく、24年3月期以降も、中国でのガスインフラ拡充やシェア拡大、米国でのタンク式からタンクレス式への切り替え継続、国内の製品モジュール化による収益性改善などで連続最高益を予想している。
■東京エレクトロン <8035> 45,240円 -1,340 円 (-2.9%) 11:30現在
東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>など半導体製造装置関連株が軟調な値動き。前日の米国株市場ではエヌビディア<NVDA>やインテル<INTC>など半導体関連株の下げが目立ち、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は2.4%安で4日続落と下値模索の動きを強めている。SOX指数は25日移動平均線近辺まで調整しており、ここから一段と下値を試す展開となれば下げトレンド転換となる可能性がある。東京市場でも足もと半導体製造装置関連株には向かい風が強い。一方、台湾の半導体受託生産世界最大手であるTSMC<TSM>が米アリゾナ州に最先端半導体工場を建設することを発表、400億ドル規模の巨額投資で話題を呼んでいる。これはマスクブランクス検査装置で世界シェアを独占するレーザーテック<6920>をはじめ、群を抜く商品競争力を誇る日本の半導体製造装置メーカーにとっては朗報となる。下値では押し目買いの動きも想定される。
■INPEX <1605> 1,461円 -24 円 (-1.6%) 11:30現在
INPEX<1605>や石油資源開発<1662>、ENEOSホールディングス<5020>といった石油関連株が安い。6日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の1月限が前日比2.68ドル安の1バレル=74.25ドルと下落。一時、73.41ドルと昨年12月以来、1年ぶりの水準に値を下げた。世界的な景気後退懸念が高まるなか、原油需要の減少を警戒する売りが膨らんだ。この原油安を受け、INPEXなどが軟調な値動きとなっている。
■青山商事 <8219> 944円 -14 円 (-1.5%) 11:30現在
青山商事<8219>は3日ぶりに反落。午前10時30分ごろに発表した11月度の月次売上高(速報)で、ビジネスウェア事業の既存店売上高が前年同月比3.8%減となり、14カ月ぶりに前年実績を下回ったことが嫌気されている。スーツやコートが低調に推移したという。なお、全店売上高は同5.8%減だった。
■フジオフード <2752> 1,347円 -6 円 (-0.4%) 11:30現在
フジオフードグループ本社<2752>は小幅に3日続落。6日の取引終了後、22年12月期の連結業績予想について、売上高を293億1300万円から267億5800万円(前期254億5300万円)へ、営業損益を4億6800万円の赤字から18億7500万円の赤字(同33億4300万円の赤字)へ、最終損益を1500万円の黒字から19億7000万円の赤字(同7億900万円の黒字)へ下方修正しており、これが嫌気されている。新型コロナウイルス感染症が急拡大した第7波による外出自粛などの影響のほか、想定を超える円安の進行で原価及び光熱費が高騰したことも響いた。また、今後もこうした高騰の影響が継続すると想定し第4四半期に減損損失を見込んでいることも要因としている。なお、第3四半期累計(1~9月)決算は、売上高が192億2500万円(前年同期比5.8%増)、営業損益16億9600万円の赤字(前年同期29億2300万円の赤字)、最終損益9億9800万円の赤字(同4億7200万円の黒字)だった。
■エルアイイーエイチ <5856> 63円 +10 円 (+18.9%) 11:30現在
エルアイイーエイチ<5856>が急伸している。6日の取引終了後、23年3月期第3四半期業績に特別利益を計上する見込みであると発表したことが好感されている。第2四半期に計上した訴訟損失引当金1億8100万円について、その全額の戻し入れを行い特別利益に計上するという。なお、23年3月期業績予想への影響は現在精査中としている。
■SMN <6185> 511円 +54 円 (+11.8%) 11:30現在 東証プライム 上昇率トップ
SMN<6185>が急伸している。同社は6日、大日本印刷<7912>及び読売新聞東京本社(東京都千代田区)と、テレビ、新聞、出版物(雑誌など)に接するユーザーの行動データに基づく新たな広告サービス「Media X」の運用で協業することに合意したと発表。これが材料視されているようだ。読売新聞グループの新聞読者をベースとした420万IDのデータ基盤「yomiuri ONE」と、SMNが活用可能なインターネット接続テレビ約900万台の視聴データ「Connected TV Data Bridge」は既に連携しており、ここに会員数760万人の大日印グループのハイブリッド型総合書店「honto」のアクセスデータを新たに連携。これにより、マスメディアを横断するデータマーケティングを実現するとしている。
■住石ホールディングス <1514> 395円 +25 円 (+6.8%) 11:30現在
住石ホールディングス<1514>がカイ気配スタート。6日取引終了後、著名投資家の井村俊哉氏が、住石HD株を買い増したことが、同日に関東財務局に提出された変更報告書で明らかになった。需給面での思惑が広がるなか、短期の値幅狙いの買い注文が集まっているようだ。報告書によると、井村氏の保有割合は9.87%から12.71%に上昇した。報告義務発生日は11月29日。
●ストップ高銘柄
なし
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース
ダブル・スコープ<6619>が全般軟調相場に逆行。前日に大幅安で1700円台を下回ったが、一転してきょうは大きく買い優勢に傾いている。同社は6日取引終了後、韓国の100%子会社が大手鉄鋼メーカーである韓国ポスコのアルゼンチン法人とBPED Substack(イオン交換膜スタックモジュール)の供給に関する基本合意書を締結したことを発表、これを材料視する買いを呼び込んでいる。契約金額は韓国子会社の来年度売上額の10%以上の規模になるとの見通しを示しており、株価を強く刺激する格好となった。
■ティーケーピー <3479> 2,716円 +123 円 (+4.7%) 11:30現在
ティーケーピー<3479>が急反発した。6日取引終了後、レンタルオフィス事業を運営する日本リージャスホールディングスを三菱地所<8802>に売却すると発表した。台湾のリージャスについては、リージャスブランドのマスターフランチャイザーであるスイスのIWGに売却する。これに伴い、23年2月期の連結業績予想を見直し、最終損益はこれまでの4億円の黒字から一転して、15億円の赤字(前期は32億1100万円の赤字)を見込む。最終赤字の見通しとなったものの、経営資源の選択と集中の動きを評価した買いが入ったようだ。売却に伴って、子会社株式譲渡損及び事業整理損を特別損失として計上する。一方、のれん及び顧客関連資産の償却がなくなることから、販売費及び一般管理費の負担が軽減するため、営業損益の見通しは20億円の黒字から31億円の黒字(前期は8億8300万円の赤字)に引き上げた。あわせて同社は21年2月に発行した第三者割当による行使価額修正条項付第8回新株予約権について、割当先の大和証券から全部を取得し、消却することを決めたとも発表した。
■石原産業 <4028> 1,136円 +33 円 (+3.0%) 11:30現在
石原産業<4028>が続伸している。6日の取引終了後、兵庫県小野市に有機生産技術研究所(仮称)の設置を検討し、建設用地として土地を購入すると発表しており、好材料視されている。グループの長期ビジョンに定めた有機化学事業の重点施策である「自社技術の練磨・進化による価値創造加速と成長路線復活」及び「主力製品の世界一低コスト製造と顧客への安定供給」の具体化策として取り組む。土地の取得金額は13億9000万円。なお、23年3月期業績への影響は軽微としている。
■住友電気工業 <5802> 1,576円 +32 円 (+2.1%) 11:30現在
送電関連株の一角が買われている。日本経済新聞が7日付朝刊で、経済産業省が示した送電線整備計画の素案の内容について「必要な投資額は概算で6兆~7兆円規模になる見通し」と報じており、これを受けて関連銘柄に関心が向いているようだ。電線大手の住友電気工業<5802>、フジクラ<5803>は証券会社の投資判断の影響もあり上昇。電線中堅の昭和電線ホールディングス<5805>、東電系電気工事大手の関電工<1942>も高い。送電線工事を手掛けるETSホールディングス<1789>は一時7%超高まで買われる場面があった。
■クラレ <3405> 1,106円 +21 円 (+1.9%) 11:30現在
クラレ<3405>が続伸している。6日の取引終了後、活性炭及び関連製品全般について、23年1月1日出荷分から値上げすると発表しており、好材料視されている。対象となるのは活性炭並びに活性炭繊維や不織布、浄水器用の成型体などその関連製品で、値上げ幅は石炭系活性炭が15%、ヤシ殻系活性炭及び関連製品が15~50%としている。活性炭の主要原料である石炭の需給バランスが世界的に逼迫し、価格が高騰するとともに、原料の安定調達が困難な状況となっていることや、ヤシ殻においても需給バランスの逼迫による価格の高止まりとともに、原料の安定調達が困難な状況が続いていることなどが要因としている。
■小野薬品工業 <4528> 3,405円 +54 円 (+1.6%) 11:30現在
小野薬品工業<4528>は続伸。6日の取引終了後、米バイオテクノロジー企業のエクイリアム<EQ>との間で、抗CD6抗体「itolizumab」の開発・商業化に関する独占的オプション権付きアセット買収契約を締結したと発表。将来的な業績貢献への期待が高まっているようだ。同契約の締結に伴い、小野薬は契約一時金として35億円、オプション権行使料と開発マイルストンとして最大約180億円をエクイリアム社に支払う。オプション期間中はエクイリアム社が同抗体に関する全ての研究開発を実施し、小野薬がその費用を負担する。オプション権の行使後、小野薬は米国やカナダ、オーストラリア、ニュージーランドで、適応症にかかわらず同抗体を商業化できる権利を取得する。
■オンワード <8016> 325円 +3 円 (+0.9%) 11:30現在
オンワードホールディングス<8016>はしっかり。6日の取引終了後に発表した11月度月次売上概況で、既存店売上高が前年同月比7.6%増と9カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。全国的に気温が高く推移したものの、上旬から中旬にかけてブラウス、ワンピース、ボトムスなどの中軽衣料や雑貨の販売が増加し、下旬から防寒衣料が本格的に立ち上がったことが寄与した。また、公式オンラインストア掲載の商品をリアル店舗に取り寄せて試着の上で購入できるOMOサービス「クリック&トライ」の利用者数も引き続き高水準で推移した。
■リンナイ <5947> 10,080円 +70 円 (+0.7%) 11:30現在
リンナイ<5947>が高い。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は6日、同社株の目標株価を1万3500円から1万4000円に引き上げた。レーティングは「オーバーウエート」を継続した。株価は中長期の利益成長を十分に織り込んでいない、とみている。国内や米国の減額などを要因に23年3月期の連結営業利益を472億円から450億円(会社計画440億円)に、24年3月期の同利益を518億円から500億円に引き下げた。ただ、23年3月期に過去最高益更新の見方に変化はなく、24年3月期以降も、中国でのガスインフラ拡充やシェア拡大、米国でのタンク式からタンクレス式への切り替え継続、国内の製品モジュール化による収益性改善などで連続最高益を予想している。
■東京エレクトロン <8035> 45,240円 -1,340 円 (-2.9%) 11:30現在
東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>など半導体製造装置関連株が軟調な値動き。前日の米国株市場ではエヌビディア<NVDA>やインテル<INTC>など半導体関連株の下げが目立ち、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は2.4%安で4日続落と下値模索の動きを強めている。SOX指数は25日移動平均線近辺まで調整しており、ここから一段と下値を試す展開となれば下げトレンド転換となる可能性がある。東京市場でも足もと半導体製造装置関連株には向かい風が強い。一方、台湾の半導体受託生産世界最大手であるTSMC<TSM>が米アリゾナ州に最先端半導体工場を建設することを発表、400億ドル規模の巨額投資で話題を呼んでいる。これはマスクブランクス検査装置で世界シェアを独占するレーザーテック<6920>をはじめ、群を抜く商品競争力を誇る日本の半導体製造装置メーカーにとっては朗報となる。下値では押し目買いの動きも想定される。
■INPEX <1605> 1,461円 -24 円 (-1.6%) 11:30現在
INPEX<1605>や石油資源開発<1662>、ENEOSホールディングス<5020>といった石油関連株が安い。6日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の1月限が前日比2.68ドル安の1バレル=74.25ドルと下落。一時、73.41ドルと昨年12月以来、1年ぶりの水準に値を下げた。世界的な景気後退懸念が高まるなか、原油需要の減少を警戒する売りが膨らんだ。この原油安を受け、INPEXなどが軟調な値動きとなっている。
■青山商事 <8219> 944円 -14 円 (-1.5%) 11:30現在
青山商事<8219>は3日ぶりに反落。午前10時30分ごろに発表した11月度の月次売上高(速報)で、ビジネスウェア事業の既存店売上高が前年同月比3.8%減となり、14カ月ぶりに前年実績を下回ったことが嫌気されている。スーツやコートが低調に推移したという。なお、全店売上高は同5.8%減だった。
■フジオフード <2752> 1,347円 -6 円 (-0.4%) 11:30現在
フジオフードグループ本社<2752>は小幅に3日続落。6日の取引終了後、22年12月期の連結業績予想について、売上高を293億1300万円から267億5800万円(前期254億5300万円)へ、営業損益を4億6800万円の赤字から18億7500万円の赤字(同33億4300万円の赤字)へ、最終損益を1500万円の黒字から19億7000万円の赤字(同7億900万円の黒字)へ下方修正しており、これが嫌気されている。新型コロナウイルス感染症が急拡大した第7波による外出自粛などの影響のほか、想定を超える円安の進行で原価及び光熱費が高騰したことも響いた。また、今後もこうした高騰の影響が継続すると想定し第4四半期に減損損失を見込んでいることも要因としている。なお、第3四半期累計(1~9月)決算は、売上高が192億2500万円(前年同期比5.8%増)、営業損益16億9600万円の赤字(前年同期29億2300万円の赤字)、最終損益9億9800万円の赤字(同4億7200万円の黒字)だった。
■エルアイイーエイチ <5856> 63円 +10 円 (+18.9%) 11:30現在
エルアイイーエイチ<5856>が急伸している。6日の取引終了後、23年3月期第3四半期業績に特別利益を計上する見込みであると発表したことが好感されている。第2四半期に計上した訴訟損失引当金1億8100万円について、その全額の戻し入れを行い特別利益に計上するという。なお、23年3月期業績予想への影響は現在精査中としている。
■SMN <6185> 511円 +54 円 (+11.8%) 11:30現在 東証プライム 上昇率トップ
SMN<6185>が急伸している。同社は6日、大日本印刷<7912>及び読売新聞東京本社(東京都千代田区)と、テレビ、新聞、出版物(雑誌など)に接するユーザーの行動データに基づく新たな広告サービス「Media X」の運用で協業することに合意したと発表。これが材料視されているようだ。読売新聞グループの新聞読者をベースとした420万IDのデータ基盤「yomiuri ONE」と、SMNが活用可能なインターネット接続テレビ約900万台の視聴データ「Connected TV Data Bridge」は既に連携しており、ここに会員数760万人の大日印グループのハイブリッド型総合書店「honto」のアクセスデータを新たに連携。これにより、マスメディアを横断するデータマーケティングを実現するとしている。
■住石ホールディングス <1514> 395円 +25 円 (+6.8%) 11:30現在
住石ホールディングス<1514>がカイ気配スタート。6日取引終了後、著名投資家の井村俊哉氏が、住石HD株を買い増したことが、同日に関東財務局に提出された変更報告書で明らかになった。需給面での思惑が広がるなか、短期の値幅狙いの買い注文が集まっているようだ。報告書によると、井村氏の保有割合は9.87%から12.71%に上昇した。報告義務発生日は11月29日。
●ストップ高銘柄
なし
●ストップ安銘柄
なし
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