東エレクなど半導体製造装置関連が安い、SOX指数の下値模索を嫌気
東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>など半導体製造装置関連株が軟調な値動き。前日の米国株市場ではエヌビディア<NVDA>やインテル<INTC>など半導体関連株の下げが目立ち、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は2.4%安で4日続落と下値模索の動きを強めている。SOX指数は25日移動平均線近辺まで調整しており、ここから一段と下値を試す展開となれば下げトレンド転換となる可能性がある。東京市場でも足もと半導体製造装置関連株には向かい風が強い。
一方、台湾の半導体受託生産世界最大手であるTSMC<TSM>が米アリゾナ州に最先端半導体工場を建設することを発表、400億ドル規模の巨額投資で話題を呼んでいる。これはマスクブランクス検査装置で世界シェアを独占するレーザーテック<6920>をはじめ、群を抜く商品競争力を誇る日本の半導体製造装置メーカーにとっては朗報となる。下値では押し目買いの動きも想定される。
出所:MINKABU PRESS
一方、台湾の半導体受託生産世界最大手であるTSMC<TSM>が米アリゾナ州に最先端半導体工場を建設することを発表、400億ドル規模の巨額投資で話題を呼んでいる。これはマスクブランクス検査装置で世界シェアを独占するレーザーテック<6920>をはじめ、群を抜く商品競争力を誇る日本の半導体製造装置メーカーにとっては朗報となる。下値では押し目買いの動きも想定される。
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