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東京株式(大引け)=65円高、朝安後に切り返すも値下がり銘柄数多い

 6日の東京株式市場は、前日の米株急落を受けて朝方は売り優勢でスタートしたが、その後は戻り足となりプラス圏に浮上した。しかし上値も重い展開だった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比65円47銭高の2万7885円87銭と続伸。プライム市場の売買高概算は10億1622万株、売買代金概算は2兆5865億円。値上がり銘柄数は723、対して値下がり銘柄数は1044、変わらずは69銘柄だった。

 きょうの東京市場は、朝方はリスク回避ムードが漂っていた。前日の米国株市場ではNYダウが500ドル近い下げとなったほか、ナスダック総合株価指数も200ポイントを超える大幅安となり、この流れを引き継いで日経平均は寄り付きに安く始まったが、その後は下値抵抗力を発揮し上昇に転じた。米国ではISM非製造業景況感指数が事前予想を上回る堅調な数字を示し、FRBの金融引き締めが長期化することへの警戒感から売りがかさんだが、東京市場では日経平均2万7000円台後半は先物主導で底堅かった。外国為替市場でドルが買い戻され円安に振れたことが輸出株の下値を支えたほか、中国ゼロコロナ政策の緩和を背景に、中国景気減速やサプライチェーンリスクに対する懸念も薄まった。ただ、値下がり銘柄数が値上がりを大きく上回っている。

 個別では、きょうも3000億円超と群を抜く売買代金となったレーザーテック<6920>だが、株価も4日続伸と戻り鮮明、ファーストリテイリング<9983>も商いを伴い堅調。野村総合研究所<4307>が出来高を膨らませ大幅高、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクもしっかり。川崎汽船<9107>も買いが優勢だった。テモナ<3985>がストップ高を演じ、ファーマフーズ<2929>、ダイコク電機<6430>も値を飛ばした。NTN<6472>も物色人気に。

 半面、ソフトバンクグループ<9984>が安く、エーザイ<4523>も利益確定売りに安い。ソニーグループ<6758>、キーエンス<6861>が冴えず、リクルートホールディングス<6098>も値を下げた。KLab<3656>が値下がり率トップに売られたほか、ネクステージ<3186>も大幅安。ハブ<3030>は大きく水準を切り下げた。ダブル・スコープ<6619>も安い。

出所:MINKABU PRESS

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