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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):エニーカラー、ネクステージ、サイバー

エニーカラー <日足> 「株探」多機能チャートより
■ANYCOLOR <5032>  7,700円  -980 円 (-11.3%)  本日終値
 ANYCOLOR<5032>が続急落。1万円を前日に割り込んだ後も売りが止まらず、足もとでは8000円を下回って推移している。大株主によるロックアップ(一定期間の売却禁止)期間が4日に終了したことを受け、株式の需給が悪化するリスクを意識した売りがきょうも続いている。同社株の急落は小型新興株への買い意欲を減退させる方向に作用しており、日経平均株価が上昇するなかにあって、東証マザーズ指数は1%を超す下げとなっている。坪田ラボ<4890>やグッピーズ<5127>など今年IPOした銘柄群の一角が大幅安。直近IPO銘柄であるウェルプレイド・ライゼスト<9565>やサイフューズ<4892>も安い。

■ネクステージ <3186>  2,751円  -243 円 (-8.1%)  本日終値  東証プライム 下落率3位
 ネクステージ<3186>が急反落。中古車オークション最大手のユー・エス・エス<4732>が5日、11月のオークションデータ速報を公表した。出品台数は前年同月比25.8%増の26万6158台、成約台数は同11.4%増の16万3985台となり、前月との比較でも増加した。ただ、成約車両単価は106万円と前年同月比では12.9%増となったが、前月との比較では下落し、今年5月以来の低水準となった。中古車販売を手掛けるネクステージに対しては、中古車の需給が緩むことに伴うネガティブな影響を懸念した売りが膨らんだようだ。一方のUSSは4日ぶりに反発した。出品台数の増加による業績の押し上げ効果を期待した買いが株価の支えとなったようだ。

■サイバーエージェント <4751>  1,228円  -53 円 (-4.1%)  本日終値
 サイバーエージェント<4751>が下落。サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会において、決勝トーナメント1回戦で日本代表はPK戦でクロアチアに敗北し、ベスト8入りを逃した。これを受け、今大会で全試合を無料生中継するインターネットテレビ「ABEMA(アベマ)」を運営する同社など、W杯関連銘柄の一角が売られた。このほか、英国風パブ「HUB」を運営するハブ<3030>が急落。スポーツ用品を販売するゼビオホールディングス<8281>やアルペン<3028>、サッカー教室を運営するクリップコーポレーション<4705>が軟調。出前館<2484>や、スポーツシューズなどを手掛けるミズノ<8022>が安い。ABEMAは試合中、アクセスが集中したことから、視聴制限を発動した。

■協和キリン <4151>  3,095円  -75 円 (-2.4%)  本日終値
 協和キリン<4151>が反落。この日の寄り前、22年12月期連結業績予想について、最終利益を630億円から530億円(前期比1.2%増)へ下方修正したことが嫌気された。MEIファーマ<MEIP>と共同開発中のザンデリシブ(ME-401)について、共同開発の中止を決定したのに伴い、関連する無形資産(仕掛研究開発費)について減損損失を計上することが要因としている。なお、売上高4000億円(同13.6%増)は従来見通しを据え置いている。

■くら寿司 <2695>  3,335円  -60 円 (-1.8%)  本日終値
 くら寿司<2695>は反落。同社が5日に発表した11月度の月次情報で、既存店売上高が前年同月比3.6%減と9カ月ぶりに前年実績を下回ったことが嫌気された。客数が同8.4%減と落ち込んだことが響いた。

■INPEX <1605>  1,485円  -20 円 (-1.3%)  本日終値
 INPEX<1605>や石油資源開発<1662>が安い。5日の米原油先物相場で、WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の23年1月限は前週末比3.05ドル安の1バレル=76.93ドルと下落したことが警戒された。米11月ISM非製造業景況感指数が56.5と市場予想(53.5)を上回り、これを受け、米利上げペース減速への期待が後退したことでNYダウが大幅に下落した。4日には石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟国から構成される「OPECプラス」が減産維持を決めたが、原油価格の押し上げ幅は限られ、原油相場は軟調な値動きとなっている。

■ワールド <3612>  1,273円  -8 円 (-0.6%)  本日終値
 ワールド<3612>は反落。5日取引終了後に国内小売事業の月次売上概況を発表した。11月の既存店売上高は前年同月比0.8%増と、わずかな増加にとどまった。8月から10月にかけて既存店売上高は2ケタの伸びを示していたこともあって、物足りないと受け止めた投資家の売りが出たようだ。11月は、上旬は百貨店での回復を支えに好調な滑り出しとなったものの、中旬以降は気温が高く推移したことを背景に、冬物商材の販売が伸び悩んだという。

■ハイデイ日高 <7611>  1,944円  -11 円 (-0.6%)  本日終値
 ハイデイ日高<7611>は小幅反落。5日の取引終了後に発表した11月度の売上速報で、既存店売上高が前年同月比19.5%増と12カ月連続で前年実績を上回ったが、市場の反応は薄いようだ。客数が同11.9%増、客単価も同6.8%増とともに伸長した。なお、全店売上高は同18.7%増だった。

■ALサービス <3085>  2,203円  -11 円 (-0.5%)  本日終値
 アークランドサービスホールディングス<3085>が冴えない。5日取引終了後、11月度の月次売上高速報を発表した。全店売上高は前年同月比10.3%増と増収となったが、伸び率は7月度以来の低水準となった。売り上げの伸び悩みが嫌気されたようだ。外食チェーン「かつや」の既存店売上高は同4.4%増にとどまった。また、既存店の客数は同1.3%減と前年割れとなった。

■マツモト <7901>  7,170円  +1,000 円 (+16.2%) ストップ高   本日終値
 マツモト<7901>は大幅反発。午前9時ごろ、集計中の第2四半期累計(5~10月)単独業績について、売上高が6億円から6億6000万円(前年同期比12.5%減)へ、営業損益が5億円の赤字から3億5000万円の赤字(前年同期4億6900万円の赤字)へ、最終損益が5億円の赤字から3億5000万円の赤字(同3億5400万円の赤字)へ上振れて着地したようだと発表しており、好材料視された。学校アルバム部門、一般商業印刷部門ともに売上高が計画を上回って着地したことに加えて、固定費削減が予想を上回って実現したことが寄与した。

■ピアズ <7066>  783円  +100 円 (+14.6%) ストップ高   本日終値
 ピアズ<7066>は急騰。5日の取引終了後、1対1のビデオ通話を販売できるツール「Talkport(トークポート)」を運営するPort(東京都渋谷区)から第三者割当増資を引き受け、資本・業務提携したと発表。これを材料視した買いが膨らんでいる。これによりピアズは、Talkportを活用したVチューバーとファンのコミュニケーションサービスや、NFTを活用したクリエーター・ファンエコノミーの提供などを行う。将来的にはメタバース事業における仮想空間内での協業も視野に入れる。

●ストップ高銘柄
 Jエスコム <3779>  202円  +50 円 (+32.9%) ストップ高   本日終値
 テモナ <3985>  372円  +80 円 (+27.4%) ストップ高   本日終値
 新東 <5380>  3,795円  +700 円 (+22.6%) ストップ高   本日終値
 など、5銘柄

●ストップ安銘柄
 ウェルライ <9565>  5,750円  -1,500 円 (-20.7%) ストップ安   本日終値
 以上、1銘柄

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