外為サマリー:一時134円10銭台に軟化、対ユーロでのドル売りが波及
5日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=134円55銭前後と前週末の午後5時時点に比べて10銭弱のドル安・円高となっている。
この日のドル円相場は朝方に134円77銭近辺まで強含む場面があった。時間外取引で米長期金利の低下が一服したほか、きょうはゴトー日(5のつく日と10のつく日)とあって国内輸入企業のドル買い・円売りが意識されたようだ。ただ、米連邦準備理事会(FRB)が今月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ幅を縮小させるとの見方からドル買いは続かず、仲値(午前9時55分頃に決まる金融機関が外国為替取引をする際の基準となるレート)を通過すると軟化。ユーロ買い・ドル売りが対円でのドル売りに波及したこともあり、午前10時40分ごろには一時134円12銭近辺まで押された。その後は下げ渋る動きとなったが、今晩に米サプライマネジメント協会(ISM)が発表する11月の非製造業景況感指数の結果を見極めたいとして戻りは限定的だった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0583ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0050ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=142円39銭前後と同60銭強のユーロ高・円安で推移している。
出所:MINKABU PRESS
この日のドル円相場は朝方に134円77銭近辺まで強含む場面があった。時間外取引で米長期金利の低下が一服したほか、きょうはゴトー日(5のつく日と10のつく日)とあって国内輸入企業のドル買い・円売りが意識されたようだ。ただ、米連邦準備理事会(FRB)が今月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ幅を縮小させるとの見方からドル買いは続かず、仲値(午前9時55分頃に決まる金融機関が外国為替取引をする際の基準となるレート)を通過すると軟化。ユーロ買い・ドル売りが対円でのドル売りに波及したこともあり、午前10時40分ごろには一時134円12銭近辺まで押された。その後は下げ渋る動きとなったが、今晩に米サプライマネジメント協会(ISM)が発表する11月の非製造業景況感指数の結果を見極めたいとして戻りは限定的だった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0583ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0050ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=142円39銭前後と同60銭強のユーロ高・円安で推移している。
出所:MINKABU PRESS