日経レバが急反発で1万5000円台乗せ、米株急伸を受けたリスクオン相場を反映
NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>が5日ぶり急反発、3%を超える上昇でフシ目の1万5000円台を回復した。日経レバは日経平均株価に連動する仕組みで組成されたETFで、価格変動率が日経平均の2倍に基本設定されていることで、全体相場のボラティリティが高まると個人投資家を中心とした短期資金の参戦が活発化する傾向がある。前日の米国株市場ではパウエルFRB議長の講演を受け、12月会合以降のFRBの金融引き締めピッチが緩むことへの思惑が広がり、ハイテク株中心に投資資金が流入、NYダウ、ナスダック総合株価指数ともに大きく上値を追う形となった。これを受け東京市場でも主力株をはじめ広範囲に買い戻される展開で全体株価を押し上げている。なお、日経レバの売買代金は足もとでレーザーテック<6920>と首位を争う状況となっている。
出所:MINKABU PRESS
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