レーザーテクや東エレクが安い、23年世界半導体市場は4年ぶり前年割れの予測
レーザーテック<6920>が3日続落、東京エレクトロン<8035>が4日続落となるなど、半導体関連株が軟調に推移している。29日、世界半導体市場統計(WSTS)の半導体市場予測が公表された。2023年の半導体市場は前年比4.1%減と、19年以来4年ぶりのマイナス成長を予測。これをネガティブに受け止めた投資家の売りが、きょうの株価の重荷となったようだ。
公表資料によると、個人向けの電子機器需要が低迷した22年途中からの市況悪化の影響が継続し、特に23年前半は半導体需要が低迷する見込みという。一方で、5GやIoT化の進展と、データセンターの能力拡張などによる半導体の潜在需要は引き続き強く、年後半の半導体市場の回復をけん引すると想定。自動車の電動化や再生可能エネルギー関連の投資も、需要を下支えする要因になると分析している。
出所:MINKABU PRESS
公表資料によると、個人向けの電子機器需要が低迷した22年途中からの市況悪化の影響が継続し、特に23年前半は半導体需要が低迷する見込みという。一方で、5GやIoT化の進展と、データセンターの能力拡張などによる半導体の潜在需要は引き続き強く、年後半の半導体市場の回復をけん引すると想定。自動車の電動化や再生可能エネルギー関連の投資も、需要を下支えする要因になると分析している。
出所:MINKABU PRESS