東エレクの今期は一転最終減益の見通し、半導体メーカーの設備投資先送り響く
東京エレクトロン<8035>はこの日の取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を下方修正した。売上高は2兆3500億円から2兆1000億円(前期比4.8%増)、最終利益は5230億円から4000億円(同8.5%減)にそれぞれ見通しを引き下げた。半導体メーカーの設備投資の先送りや抑制の傾向がみられており、業績予想に織り込んだ。最終利益は増益予想から一転して減益の計画となる。
中間配当については従来の予想の751円から106円増額し857円(前期は643円)で決定。一方、期末配当はこれまでの予想の927円から302円減額。創立60年の記念配当200円を含めて625円(同760円)に見直した。
4~9月期の連結決算は、売上高が前年同期比26.9%増の1兆1828億9700万円、最終利益が同33.5%増の2673億4600万円となり、これまでの計画を上回って着地した。
出所:MINKABU PRESS
中間配当については従来の予想の751円から106円増額し857円(前期は643円)で決定。一方、期末配当はこれまでの予想の927円から302円減額。創立60年の記念配当200円を含めて625円(同760円)に見直した。
4~9月期の連結決算は、売上高が前年同期比26.9%増の1兆1828億9700万円、最終利益が同33.5%増の2673億4600万円となり、これまでの計画を上回って着地した。
出所:MINKABU PRESS