【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):鹿島、川重、ネクソン
■ライト工業 <1926> 2,113円 +138 円 (+7.0%) 本日終値
9日に決算を発表。「7-9月期(2Q)経常は6%増益」が好感された。
ライト工業 <1926> [東証P] が11月9日大引け後(16:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比5.6%減の53.1億円に減り、通期計画の135億円に対する進捗率は39.4%となり、5年平均の41.3%とほぼ同水準だった。
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■鹿島 <1812> 1,517円 +98 円 (+6.9%) 本日終値
鹿島<1812>が後場一段高となった。正午、23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。自社株買いも同時に発表しており、これらを好感した買いが集まった。売上高は2兆2700億円から2兆4300億円(前期比16.8%増)、最終利益は850億円から1000億円(同3.7%減)に引き上げた。建設事業での受注及び施工状況が順調に推移。海外では東南アジアでの業績回復の遅れを北米の業績が補う見込みのほか、円安効果も業績予想に織り込んだ。自社株買いは取得総数900万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.8%)、取得総額100億円を上限とする。東京証券取引所での市場買付けを通じ、11日から23年1月31日まで取得する。
■アイフル <8515> 425円 +26 円 (+6.5%) 本日終値
アイフル<8515>が後場に入って上げ幅を広げ、年初来高値を更新した。同社はきょう午前11時30分ごろ、23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。営業利益が前年同期比22.4%増の121億5000万円となったことが好感されたようだ。営業収益は同8.6%増の704億200万円で着地。営業貸付金利息や信用購入あっせん収益が増加したことなどが寄与した。なお、これを踏まえ通期の営業収益予想を従来の1426億円から1448億円(前期比9.6%増)に上方修正。営業利益予想は従来通り238億円(同2.1倍)で据え置いている。
■ダイワボウ <3107> 2,093円 +123 円 (+6.2%) 本日終値
9日に決算を発表。「上期経常が13%増益で着地・7-9月期も24%増益」が好感された。
ダイワボウホールディングス <3107> [東証P] が11月9日大引け後(15:30)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比13.4%増の112億円に伸びたが、通期計画の275億円に対する進捗率は40.8%となり、5年平均の38.4%とほぼ同水準だった。
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■川崎重工業 <7012> 2,857円 +143 円 (+5.3%) 本日終値
川崎重工業<7012>が急伸。午前11時30分、23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想と配当予想を上方修正し、これを好感した買いが集まった。売上高に相当する売上収益は1兆6900億円から1兆7200億円(前期比14.6%増)、最終利益は320億円から450億円(同3.6倍)に引き上げた。また、期末配当予想はこれまでの20円から20円増額の40円(前期比20円増配)に見直した。円安効果に加え、モーターサイクル&エンジン事業を中心とした拡販及び値上げの効果を業績予想に反映した。航空宇宙システム事業での収益改善効果も寄与するという。
■ネクソン <3659> 2,473円 +119 円 (+5.1%) 本日終値
ネクソン<3659>が急伸。9日取引終了後、22年12月期第3四半期累計(1~9月)の連結決算を発表。最終利益は1082億7100万円(前年同期比16.6%増)となり、これまでの計画(865億2700万~913億6300万円)を上振れて着地した。あわせて自社株買いの実施も発表しており、これらを好感した買いが集まった。円安及びウォン安の影響で、外貨建ての現預金などから為替差益が発生した。自社株買いは、取得総額2500万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.9%)、取得総額500億円を上限とし、10日から23年4月19日の間、東京証券取引所における市場買い付けを通じ取得する。同社は通期の業績予想も発表した。最終利益の見通しは1137億3700万~1184億1800万円(前期比1.0%減~3.1%増)とした。
■ジャパンマテリアル <6055> 2,193円 +105 円 (+5.0%) 本日終値
9日に決算を発表。「上期経常が38%増益で着地・7-9月期も51%増益」が好感された。
ジャパンマテリアル <6055> [東証P] が11月9日大引け後(15:20)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比38.1%増の64.9億円に拡大し、通期計画の110億円に対する進捗率は59.0%に達し、5年平均の46.6%も上回った。
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■サトーホールディングス <6287> 1,903円 +44 円 (+2.4%) 本日終値
サトーホールディングス<6287>は大幅反発。9日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、売上高を1190億円から1420億円(前期比13.8%増)へ、営業利益を80億円から85億円(同32.7%増)へ、純利益を34億円から44億円(同16.0%増)へ上方修正しており、これを好感した買いが入った。ロシア・ウクライナ情勢を鑑みて、除いていたロシア連結子会社2社の業績を含むことにしたのが要因。また、自動認識ソリューション事業(海外)が旺盛な需要を捉えた販売増や円安の進行により好調に推移していることも寄与する。なお、第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高704億6300万円(前年同期比16.9%増)、営業利益37億7600万円(同35.8%増)、純利益32億2900万円(同74.7%増)だった。
■ぴあ <4337> 3,350円 +65 円 (+2.0%) 本日終値
ぴあ<4337>は後場動意。午後1時ごろ、23年3月期の連結業績予想について、営業利益を7億円から8億円(前期は8億3300万円の赤字)へ、純利益を9億5000万円から13億円(同11億2200万円の赤字)へ上方修正したことが好感された。売上高は350億円(前期比35.5%増)の従来見通しを据え置いた。上期において、集客エンターテインメント市場のコロナ禍からの回復基調によりチケット販売や興行の主催、アリーナの稼働率が好調に推移したほか、関係会社の持ち分損益が改善したことなどが利益を押し上げる。なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高156億円(前年同期比59.7%増)、営業損益4億4000万円の黒字(前年同期17億5400万円の赤字)、純利益10億2900万円の黒字(同17億2900万円の赤字)だった。
■シスメックス <6869> 7,976円 +37 円 (+0.5%) 本日終値
シスメックス<6869>は反発。9日取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。売上高は4100億円から4200億円(前期比15.5%増)、最終利益は500億円から510億円(同15.7%増)に引き上げたことが買い安心感につながったようだ。円安効果や、原価低減などの成果を見込み業績予想に反映させたという。4~9月期の連結決算は、売上高が前年同期比15.0%増の1940億2200万円、最終利益は同9.4%増の239億8900万円だった。売上高は計画に対し上振れた一方、最終利益は計画を下回って着地した。為替の影響を除いたベースでは中国を除く全地域で増収となったが、原材料費や輸送費の高騰が利益を圧迫したという。
株探ニュース
9日に決算を発表。「7-9月期(2Q)経常は6%増益」が好感された。
ライト工業 <1926> [東証P] が11月9日大引け後(16:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比5.6%減の53.1億円に減り、通期計画の135億円に対する進捗率は39.4%となり、5年平均の41.3%とほぼ同水準だった。
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■鹿島 <1812> 1,517円 +98 円 (+6.9%) 本日終値
鹿島<1812>が後場一段高となった。正午、23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。自社株買いも同時に発表しており、これらを好感した買いが集まった。売上高は2兆2700億円から2兆4300億円(前期比16.8%増)、最終利益は850億円から1000億円(同3.7%減)に引き上げた。建設事業での受注及び施工状況が順調に推移。海外では東南アジアでの業績回復の遅れを北米の業績が補う見込みのほか、円安効果も業績予想に織り込んだ。自社株買いは取得総数900万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.8%)、取得総額100億円を上限とする。東京証券取引所での市場買付けを通じ、11日から23年1月31日まで取得する。
■アイフル <8515> 425円 +26 円 (+6.5%) 本日終値
アイフル<8515>が後場に入って上げ幅を広げ、年初来高値を更新した。同社はきょう午前11時30分ごろ、23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。営業利益が前年同期比22.4%増の121億5000万円となったことが好感されたようだ。営業収益は同8.6%増の704億200万円で着地。営業貸付金利息や信用購入あっせん収益が増加したことなどが寄与した。なお、これを踏まえ通期の営業収益予想を従来の1426億円から1448億円(前期比9.6%増)に上方修正。営業利益予想は従来通り238億円(同2.1倍)で据え置いている。
■ダイワボウ <3107> 2,093円 +123 円 (+6.2%) 本日終値
9日に決算を発表。「上期経常が13%増益で着地・7-9月期も24%増益」が好感された。
ダイワボウホールディングス <3107> [東証P] が11月9日大引け後(15:30)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比13.4%増の112億円に伸びたが、通期計画の275億円に対する進捗率は40.8%となり、5年平均の38.4%とほぼ同水準だった。
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■川崎重工業 <7012> 2,857円 +143 円 (+5.3%) 本日終値
川崎重工業<7012>が急伸。午前11時30分、23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想と配当予想を上方修正し、これを好感した買いが集まった。売上高に相当する売上収益は1兆6900億円から1兆7200億円(前期比14.6%増)、最終利益は320億円から450億円(同3.6倍)に引き上げた。また、期末配当予想はこれまでの20円から20円増額の40円(前期比20円増配)に見直した。円安効果に加え、モーターサイクル&エンジン事業を中心とした拡販及び値上げの効果を業績予想に反映した。航空宇宙システム事業での収益改善効果も寄与するという。
■ネクソン <3659> 2,473円 +119 円 (+5.1%) 本日終値
ネクソン<3659>が急伸。9日取引終了後、22年12月期第3四半期累計(1~9月)の連結決算を発表。最終利益は1082億7100万円(前年同期比16.6%増)となり、これまでの計画(865億2700万~913億6300万円)を上振れて着地した。あわせて自社株買いの実施も発表しており、これらを好感した買いが集まった。円安及びウォン安の影響で、外貨建ての現預金などから為替差益が発生した。自社株買いは、取得総額2500万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.9%)、取得総額500億円を上限とし、10日から23年4月19日の間、東京証券取引所における市場買い付けを通じ取得する。同社は通期の業績予想も発表した。最終利益の見通しは1137億3700万~1184億1800万円(前期比1.0%減~3.1%増)とした。
■ジャパンマテリアル <6055> 2,193円 +105 円 (+5.0%) 本日終値
9日に決算を発表。「上期経常が38%増益で着地・7-9月期も51%増益」が好感された。
ジャパンマテリアル <6055> [東証P] が11月9日大引け後(15:20)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比38.1%増の64.9億円に拡大し、通期計画の110億円に対する進捗率は59.0%に達し、5年平均の46.6%も上回った。
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■サトーホールディングス <6287> 1,903円 +44 円 (+2.4%) 本日終値
サトーホールディングス<6287>は大幅反発。9日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、売上高を1190億円から1420億円(前期比13.8%増)へ、営業利益を80億円から85億円(同32.7%増)へ、純利益を34億円から44億円(同16.0%増)へ上方修正しており、これを好感した買いが入った。ロシア・ウクライナ情勢を鑑みて、除いていたロシア連結子会社2社の業績を含むことにしたのが要因。また、自動認識ソリューション事業(海外)が旺盛な需要を捉えた販売増や円安の進行により好調に推移していることも寄与する。なお、第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高704億6300万円(前年同期比16.9%増)、営業利益37億7600万円(同35.8%増)、純利益32億2900万円(同74.7%増)だった。
■ぴあ <4337> 3,350円 +65 円 (+2.0%) 本日終値
ぴあ<4337>は後場動意。午後1時ごろ、23年3月期の連結業績予想について、営業利益を7億円から8億円(前期は8億3300万円の赤字)へ、純利益を9億5000万円から13億円(同11億2200万円の赤字)へ上方修正したことが好感された。売上高は350億円(前期比35.5%増)の従来見通しを据え置いた。上期において、集客エンターテインメント市場のコロナ禍からの回復基調によりチケット販売や興行の主催、アリーナの稼働率が好調に推移したほか、関係会社の持ち分損益が改善したことなどが利益を押し上げる。なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高156億円(前年同期比59.7%増)、営業損益4億4000万円の黒字(前年同期17億5400万円の赤字)、純利益10億2900万円の黒字(同17億2900万円の赤字)だった。
■シスメックス <6869> 7,976円 +37 円 (+0.5%) 本日終値
シスメックス<6869>は反発。9日取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。売上高は4100億円から4200億円(前期比15.5%増)、最終利益は500億円から510億円(同15.7%増)に引き上げたことが買い安心感につながったようだ。円安効果や、原価低減などの成果を見込み業績予想に反映させたという。4~9月期の連結決算は、売上高が前年同期比15.0%増の1940億2200万円、最終利益は同9.4%増の239億8900万円だった。売上高は計画に対し上振れた一方、最終利益は計画を下回って着地した。為替の影響を除いたベースでは中国を除く全地域で増収となったが、原材料費や輸送費の高騰が利益を圧迫したという。
株探ニュース