スズキの23年3月期は一転最終増益の見通し、インド好調
スズキ<7269>はこの日の取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。売上高は3兆9000億円から4兆5000億円(前期比26.1%増)、最終利益は1350億円から1900億円(同18.5%増)に見通しを引き上げた。最終利益は減益予想から一転して増益計画となる。4~9月期の業績の進捗状況や円安効果、販売台数の見通しを業績予想に反映した。
また、これまで45円を計画していた中間配当は5円増配の50円に決定。一方、46円としてきた期末配当予想は未定に変更した。半導体を含む部品供給不足の影響が不透明なことなどを理由に挙げる。
四輪車事業では国内と欧州の販売台数の計画を下方修正した一方、アジアの販売台数の見通しを前期比15.9%増に上方修正。インドの通期販売見通しは同21%増(8月公表時点では同11%増)を見込む。
4~9月期の連結決算は、売上高が前年同期比32.5%増の2兆2175億400万円、最終利益が同14.5%増の1151億700万円だった。国内とインドなどアジアで自動車販売が伸びたほか、円安も寄与した。
出所:MINKABU PRESS
また、これまで45円を計画していた中間配当は5円増配の50円に決定。一方、46円としてきた期末配当予想は未定に変更した。半導体を含む部品供給不足の影響が不透明なことなどを理由に挙げる。
四輪車事業では国内と欧州の販売台数の計画を下方修正した一方、アジアの販売台数の見通しを前期比15.9%増に上方修正。インドの通期販売見通しは同21%増(8月公表時点では同11%増)を見込む。
4~9月期の連結決算は、売上高が前年同期比32.5%増の2兆2175億400万円、最終利益が同14.5%増の1151億700万円だった。国内とインドなどアジアで自動車販売が伸びたほか、円安も寄与した。
出所:MINKABU PRESS