7日の株式相場見通し=急反発、米株高受け前週末の下げを取り返す展開か
7日の東京株式市場は、主力株中心に買いが優勢の地合いとなり日経平均株価は反発する公算が大きい。前週末の米国株市場ではNYダウが400ドルあまりの大幅上昇で5日ぶりに反発したほか、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数も切り返しており、東京市場もこれに追随する格好となりそうだ。注目された10月の米雇用統計は非農業部門の雇用者数の伸びが市場コンセンサスを上回ったが、一方で失業率も事前予測を上回る上昇を示したほか、平均時給の伸びの鈍化が確認された。また、FRB高官のハト派寄りの発言もあったことで、FRBの金融引き締め強化への警戒感が後退し、総じてリスクを取る動きが優勢となった。これを受けて、東京市場でも幅広い銘柄にリスクをとる動きが予想される。日経平均は前週末に460円あまりの大幅な下げをみせていたこともあり、きょうは目先値ごろ感からの買いも流入し急反発をみせ、2万7000円台半ばへ水準を戻す公算が大きい。
4日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比401ドル97セント高の3万2403ドル22セントと5日ぶり反発。ナスダック総合株価指数は同132.313ポイント高の1万475.254だった。
日程面では、きょうは10月の輸入車販売など。海外では10月の中国貿易統計、9月の米消費者信用残高など。
出所:MINKABU PRESS
4日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比401ドル97セント高の3万2403ドル22セントと5日ぶり反発。ナスダック総合株価指数は同132.313ポイント高の1万475.254だった。
日程面では、きょうは10月の輸入車販売など。海外では10月の中国貿易統計、9月の米消費者信用残高など。
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