東京株式(寄り付き)=売り先行、米株安受け上値重い展開に
7日の東京株式市場は売り先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比80円安の2万7546円と反落。
前日の欧州株市場では主要国の株価が総じて高くなったものの、米国株市場ではNYダウなど主要3指数がいずれも下値を探る展開となった。8月の米ISM非製造業景況感指数が市場コンセンサスを上回ったことで、米10年債利回りが約3カ月ぶりの水準まで上昇、ハイテク系グロース株を中心に買い手控えムードが広がった。これを受けて東京市場もリスクオフの流れのなか上値の重い展開となっている。外国為替市場でドル買い・円売りが加速し、24年ぶりの1ドル=143円台をつけるなど急激な円安が続いているが、輸出セクターにとっては追い風となる一方、ピッチが速すぎることに対して警戒感も生じやすい。
出所:MINKABU PRESS
前日の欧州株市場では主要国の株価が総じて高くなったものの、米国株市場ではNYダウなど主要3指数がいずれも下値を探る展開となった。8月の米ISM非製造業景況感指数が市場コンセンサスを上回ったことで、米10年債利回りが約3カ月ぶりの水準まで上昇、ハイテク系グロース株を中心に買い手控えムードが広がった。これを受けて東京市場もリスクオフの流れのなか上値の重い展開となっている。外国為替市場でドル買い・円売りが加速し、24年ぶりの1ドル=143円台をつけるなど急激な円安が続いているが、輸出セクターにとっては追い風となる一方、ピッチが速すぎることに対して警戒感も生じやすい。
出所:MINKABU PRESS