トレンドは4日ぶり反落、国内有力証券は目標株価1万500円の強気評価も
トレンドマイクロ<4704>は4日ぶりに反落。「物言う株主」と呼ばれる米バリューアクト・キャピタルが9日に大株主に浮上したことが明らかになったことなどを契機に株価は急上昇したが、足もとでは高値警戒感も浮上している。ただ、岩井コスモ証券は16日、同社株の投資判断「A」を継続するとともに、目標株価は8000円から1万500円に引き上げており市場には一段の強気見通しが出ている。第2四半期(1~6月)の連結営業利益は前年同期比約16%減と減益だったが、同証券ではサイバーセキュリティ対策需要の増加を追い風に今下期以降は業績改善が期待できる、とみている。具体的には、22年12月期の連結営業利益は会社予想と同水準の420億円(前期比3.8%減)だが、23年12月期は今期推定比9.5%増の460億円への増益を予想している。
出所:MINKABU PRESS
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