<注目銘柄>=ケアネット、医薬DXの成長期待大
ケアネット<2150>は、業績拡大期待を背景に上値を試す展開が期待できそうだ。
同社は、医師・医療従事者向け会員制サイト「ケアネット・ドットコム」を中核として、同プラットフォームを活用した製薬マーケティングなどを行う医薬DX(デジタルトランスフォーメーション)事業と、医師向け転職支援や医療教育動画などを手掛けるメディカルプラットフォーム事業を展開。主力の医薬DX事業は、スペシャリティー医薬品の多様化・専門化から医師側のニーズが強い一方、製薬企業の営業リソースが減少していることを背景に、中期的に拡大が見込まれており、市場規模に応じた業績拡大が期待できる。一方のメディカルプラットフォーム事業も、転職支援サービスを中心に伸長を見込む。会社目標の25年12月期営業利益100億円の達成に向けて増益基調が続きそうだ。
22年12月期は会社側では営業利益25億8900万円を見込む。ただ、調査機関のなかには、今期営業利益28億円、23年12月期同33億円を見込むところもある。時価水準はこれら成長期待を織り込んだ水準とはいえず、再評価余地は大きいだろう。(温羅)
出所:MINKABU PRESS
同社は、医師・医療従事者向け会員制サイト「ケアネット・ドットコム」を中核として、同プラットフォームを活用した製薬マーケティングなどを行う医薬DX(デジタルトランスフォーメーション)事業と、医師向け転職支援や医療教育動画などを手掛けるメディカルプラットフォーム事業を展開。主力の医薬DX事業は、スペシャリティー医薬品の多様化・専門化から医師側のニーズが強い一方、製薬企業の営業リソースが減少していることを背景に、中期的に拡大が見込まれており、市場規模に応じた業績拡大が期待できる。一方のメディカルプラットフォーム事業も、転職支援サービスを中心に伸長を見込む。会社目標の25年12月期営業利益100億円の達成に向けて増益基調が続きそうだ。
22年12月期は会社側では営業利益25億8900万円を見込む。ただ、調査機関のなかには、今期営業利益28億円、23年12月期同33億円を見込むところもある。時価水準はこれら成長期待を織り込んだ水準とはいえず、再評価余地は大きいだろう。(温羅)
出所:MINKABU PRESS