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3日の株式相場見通し=売り買い交錯か、NYダウ大幅続落も底堅さ発揮

 3日の東京株式市場は売り買い交錯の展開か。リスクオフの流れが継続するなかも主力株をはじめ底堅さを発揮することが想定される。前日の米国株市場ではNYダウが400ドルを超える急落となった。ペロシ米下院議長が台湾を訪問し、米中対立が先鋭化することへの警戒感が広範囲に売りを誘発する展開となった。ペロシ氏の訪台を受け、中国は軍事演習を開始するなどの威嚇行為を行っており、米中間の緊張が高まっている。また、サンフランシスコ連銀のデイリー総裁がインフレ抑制に向けた金融引き締め策の終了には程遠いとの認識を示すなど、FRB高官のタカ派的発言も米長期金利の上昇を招き、市場のセンチメントを冷やした。個別ではキャタピラー<CAT>の下げが大きくNYダウの下げを助長する形となった。これを受けて、東京市場でも買い手控えムードは拭えないが、日経平均は前日に先物主導で約400円の急落を示していたこともあり、その分下値抵抗力を発揮しそうだ。米国では半導体関連株が底堅く、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数の下げ幅がわずかにとどまったことはポジティブに捉えられる。外国為替市場で急速にドル高・円安に振れていることもハイテクセクター中心に下支え材料となる。

 2日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比402ドル23セント安の3万2396ドル17セントと大幅続落。ナスダック総合株価指数は同20.218ポイント安の1万2348.758だった。

 日程面では、きょうは8月の日銀当座預金増減要因見込みなど。海外では7月の財新中国非製造業PMI、6月のユーロ圏小売売上高、ブラジル中銀の政策金利発表、7月のADP全米雇用リポート、7月の米ISM非製造業景況感指数、6月の米製造業受注など。

出所:MINKABU PRESS

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