高田工が波乱相場のなか2年半ぶり4ケタ大台、原発関連で実績高く株価指標も超割安圏
高田工業所<1966>は全体波乱相場の間隙を縫って上値指向を継続、20年2月以来約2年半ぶりに4ケタ大台を回復した。前日の大幅高に続ききょうも売り物をこなし頑強な値動きを示している。岸田政権が掲げる政策には電力需給逼迫を解消するために、原発の再稼働も前向きに検討する姿勢を明示しており、ここ東京電力ホールディングス<9501>を中心に関連銘柄が総じて強さを発揮している。総合プラントメーカーの同社は、鉄鋼、化学、電力のほかエレクトロニクス分野でも高い実績を有し、原子力発電分野でも独自の管理システムを駆使した原発プラントにおける品質管理で高い評価を得ている。PERが5倍未満、PBRも0.5倍前後と株価指標面でも割安感が際立っている。
出所:MINKABU PRESS
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