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東京株式(大引け)=315円安、世界景気後退懸念で3日ぶり反落

 6日の東京株式市場は主力株をはじめ幅広くリスク回避目的の売りがかさむ展開となり、日経平均株価は3日ぶりに下値を探る動きとなった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比315円82銭安の2万6107円65銭と3日ぶり反落。プライム市場の売買高概算は13億8915万株、売買代金概算は3兆752億円。値上がり銘柄数は506、対して値下がり銘柄数は1282、変わらずは50銘柄だった。

 きょうの東京市場は、海外株安を受けたリスクオフムードに流され下値を試す展開を余儀なくされた。前日の欧州株市場が全面安に売り込まれたほか、米国株市場ではNYダウが後半下げ渋ったとはいえ一時700ドル超の下げをみせるなど乱調だったことで、目先買い手控え感が強まった。世界的に景気後退懸念が高まっており、市場のセンチメント悪化が目立つ状況にある。足もと原油価格が急落していることが資源関連株への売りを誘い、外国為替市場で急速に円高方向に振れていることも、輸出ハイテクセクターなどに逆風材料となっている。日経平均は前場売り一巡後に下げ渋る局面もあったが、その後は売り直される展開に。2万6000円トビ台では押し目買いや買い戻しが入り下値抵抗力を発揮した。プライム市場全体の7割にあたる銘柄が下落した。

 個別では、東京エレクトロン<8035>が軟調、トヨタ自動車<7203>も売りに押された。東京電力ホールディングス<9501>が続落し、三菱重工業<7011>も大きく下げた。INPEX<1605>が急落、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクの下げも目立つ。ファーストリテイリング<9983>は2000円を超える下げ。エスプール<2471>が値下がり率トップに売られ、東邦チタニウム<5727>も急落した。

 半面、売買代金トップのレーザーテック<6920>が買い優勢だったほか、日本郵船<9101>もしっかり。武田薬品工業<4502>が頑強な値動きを示し、キーエンス<6861>も上昇した。エムスリー<2413>、ベイカレント・コンサルティング<6532>が物色人気、SHIFT<3697>も値を上げた。ラクト・ジャパン<3139>、SREホールディングス<2980>が急騰、ラクス<3923>、ウエルシアホールディングス<3141>、キューブシステム<2335>なども大幅高。

出所:MINKABU PRESS

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