三菱重など防衛関連株が軒並み高、岸田政権下の防衛費増額の動きに反応
三菱重工業<7011>やIHI<7013>など防衛関連の主力銘柄に位置づけられる総合重機メーカーが買い優勢の展開となっている。前日行われた日米首脳会談では、その共同声明で「台湾海峡の平和と安定の重要性」を改めて確認するとともに、バイデン氏は記者会見で中国が台湾に侵攻した場合、軍事的に防衛に関与する姿勢を強く示した。また、日米両国は同盟の抑止力及び対処力の強化で一致し、岸田首相は防衛費の大幅な増額を確保する決意を示しており、関連株への投資資金流入を促す格好となっている。このほか、中小型株では石川製作所<6208>、豊和工業<6203>、細谷火工<4274>など防衛関連に位置づけられる銘柄が物色人気となった。
出所:MINKABU PRESS
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