農業総研が15%超の急騰、マザーズ貸借銘柄で買い戻し誘発し需給相場突入
農業総合研究所<3541>が急騰、15%を超える上昇でマザーズ市場で値上がり率第1位に入るパフォーマンスとなった。ウクライナ情勢の悪化や原油や農産物などコモディティ価格の高騰を背景に市場のセンチメントが急速に悪化、マザーズ市場は5%近い下落で日経平均の下げを大きく上回っているが、そのなか同社株は5連騰と異彩を放っている。自社のITソリューションを強みに登録事業者から農産物を集め、スーパーや小売店舗の直売コーナーで販売する事業を展開する。足もとの業績は利益面では苦戦しているものの、売上高は着実に拡大傾向をたどっている。踏み上げ相場の素地を持つマザーズの貸借銘柄として、株式需給面での思惑も株高を後押ししている。
出所:MINKABU PRESS
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