大阪チタが大幅続伸、ウクライナ有事でレアメタル関連株に物色の矛先
大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>が大幅続伸、7.7%高の963円まで上値を伸ばしたほか、東邦チタニウム<5727>も上値追い基調を強めている。ウクライナ情勢を巡り、欧米とロシアの対立が深刻化しており、西側諸国の経済制裁の動きを背景にレアメタル関連株に物色の矛先が向かいやすくなっている。そうしたなか、クオリティの高い金属チタンを手掛ける両銘柄に先高期待が浮上した。大阪チタは22年3月期の営業損益が28億円の赤字と低迷が続く見通しながら、同社株の1000円大台を割り込んだ水準は長期波動でみて大底圏にあり、目先リバウンド局面を見込んだ投資資金の流入が活発化している。
出所:MINKABU PRESS
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