アルプス技研---21年12月期は増収、営業利益6.5%増、主要のアウトソーシングサービス事業が堅調に推移
アルプス技研<4641>は9日、2021年12月期連結決算を発表した。売上高が前期比9.8%増の392.61億円、営業利益が同6.5%増の38.75億円、経常利益が同0.5%減の45.74億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同1.2%増の30.95億円となった。
アウトソーシングサービス事業の売上高は前期比8.1%増の375.19億円、営業利益は同7.0%増の36.71億円となった。優秀な人材の確保、契約単価の改善を柱とした、採用及び営業施策に注力した結果、稼働率はコロナ禍以前の高水準にまで回復し、稼働人数、稼働工数はともに増加した。
グローバル事業の売上高は前期比67.8%増の17.42億円、営業利益は同3.0%減の2.01億円となった。海外におけるプラント設備、機械・設備機器等の据付及びメンテナンス並びに人材サービスを行っている。大型案件の検収により、増収となった。
2022年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比8.2%増の425.00億円、営業利益が同17.4%増の45.50億円、経常利益が同0.3%増の45.90億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.8%増の31.20億円を見込んでいる。
《ST》
提供:フィスコ