信越化が大幅反発、22年3月期業績及び配当予想を上方修正
信越化学工業<4063>が大幅高で4日ぶりに反発している。27日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を1兆7000億円から2兆400億円(前期比36.3%増)へ、営業利益を4850億円から6750億円(同72.1%増)へ、純利益を3630億円から5000億円(同70.2%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を150円から250円へ引き上げたことが好感されている。
主要国での住宅不足や社会インフラへの財政投資を背景に塩ビ樹脂に対する需要に支えられ、塩化ビニルの製品価格が維持されたことに加えて、世界的な半導体需要の高まりからシリコンウエハー、フォトレジスト、マスクブランクスなどの半導体材料を最大限出荷した結果、第3四半期累計(4~12月)決算が好調に推移したことなどが要因としている。なお、年間配当は400円(前期250円)の予定だ。
第3四半期累計決算は、売上高1兆4837億円(前年同期比36.1%増)、営業利益4801億1200万円(同68.4%増)、純利益3531億3500万円(同65.5%増)だった。
出所:MINKABU PRESS
主要国での住宅不足や社会インフラへの財政投資を背景に塩ビ樹脂に対する需要に支えられ、塩化ビニルの製品価格が維持されたことに加えて、世界的な半導体需要の高まりからシリコンウエハー、フォトレジスト、マスクブランクスなどの半導体材料を最大限出荷した結果、第3四半期累計(4~12月)決算が好調に推移したことなどが要因としている。なお、年間配当は400円(前期250円)の予定だ。
第3四半期累計決算は、売上高1兆4837億円(前年同期比36.1%増)、営業利益4801億1200万円(同68.4%増)、純利益3531億3500万円(同65.5%増)だった。
出所:MINKABU PRESS